仕上げ材より重要なルーフィング


ルーフィングは、家の建物を雨漏りから守り、木造家屋を水塗れや腐食から防ぐ主役として使用されています。今回はこのルーフィングについて取り上げてみましょう。

 
 
ルーフィングとは?

ルーフィングは、屋根本体の下に敷く防水シートのことで、屋根下葺き材とも呼んでいます。屋根の下に敷くシートですが、これまで屋根材を重視していた人もその下に敷くシートのことには興味がない場合がほとんどで、業者が指定するルーフィングシートを使っています。

しかし、ルーフィングは、とても大切な建材です。なかには、最も重要な役割を持つ屋根材だという屋根工事業者もいます。 ルーフィングは安価でお値段にすると、600円~1500円/平米です。安価でしっかりと防水効果を発揮してくれます。

例えば、瓦が割れたり、スレート材やガルバリウム鋼板が傷ついても雨漏りに至ることはほとんどなく、最後はルーフィングの防水機能が建物を雨水からしっかりと守ってくれます。

 
 
ルーフィングの種類

ルーフィングにもいくつかの種類があります。主な原料として使われているのが、「アスファルト」になります。アスファルトの素材は、主に2種類に分かれており、それぞれの特性や価格を見て、ご自宅の屋根にぴったりのルーフィングシートを設置します。

アスファルトルーフィングは、耐久性が10年、最もグレードが低い素材です。

改質ゴムアスファルトルーフィングは、耐久性能が高く、温度変化にも強く、高温ではダレにくく、低温では割れにくい特長があり、最も使用されることの多いルーフィングです。

その他、アスファルトシングルやアスファルフェルトといった用語もよく使われています。 アスファルトシングルは、シート状になった屋根材のことです。アスファルフェルトは、外壁の下葺き材として知られています。

 
ルーフィングを選ぶ際のポイントについて

その存在は地味ですが、屋根材の中でも最も重要な存在として知られるルーフィング。そのルーフィングを選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。改質アスファルト、不織布、粘着層の3つです。

改質アスファルトは、ポリマーや天然アスファルトを加え、対流動性、耐摩耗性、耐剥離性、付着性といった性能を向上させた素材です。ポイントは、厚みで、1mm以上の厚さがあれば防水性能が高くなります。

不織布は、布素材を使っているルーフィングです。通常は紙を使っていますので、布であれば破れにくく長持ちします。

粘着層は、シールのように張ることができ、タッカー留めが不要となり、直接張ることが可能です。穴などからの雨水の浸入を防ぐことができます。夏用と冬用の粘着層タイプがあります。コンパネも必要がありません。

 
ルーフィングの価格や注意点

ルーフィングの設置で最も気になる点は、価格の問題です。工事費用は、屋根工事全体の費用に含まれるため、正確な数字を出すことが難しくなっています。そこで、ルーフィング材料の価格の目安を提示しておきましょう。

アスファルトルーフィングは、約3800円~5100円です。改質アスファルトルーフィングは、約4800円~9700円です。大きさはそれぞれ、21m×1m、20m×1mです。

ルーフィング設置の注意点は、設置時のルーフィングの破れや穴を見逃さないことです。工事中に偶然発見することがあり、そのときはすぐに張り替えを依頼してください。小さな穴や破れでも、一度設置したルーフィングを張り替えるのは困難です。そのため、必ずルーフィングの状態をチェックするようにしましょう。 また、雨の強い日は、ルーフィング工事を注意してもらうべきです。

 
まとめ

ルーフィングは、仕上げ材よりも重要であると考える屋根工事業者がほとんどです。地味で目立たない建材ですが、今一度その重要性を確認しておきましょう。

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