カラーベストとコロニアルの違い?


屋根材で頻繁に登場する専門用語が、「カラーベスト」や「コロニアル」です。
この2つにはどのような違いがあるのでしょうか?
いずれにしてもクボタのスレート屋根の商品名ですが、実は「スレート屋根」のことを表現したものです。

 

 
カラーベストやコロニアルとは?

コロニアルやカラーベストは、クボタの屋根材の商品名の一種です。
「カラーベスト」と呼ばれるシリーズ名があり、そのシリーズのなかに、コロニアルなどの数種類の商品があり、最も有名なカラーベストが、コロニアルというものです。

一企業の商品名として名前が知られていますが、結局は、「スレート屋根」のことを表現しています。
スレート屋根を売る会社や業者により、商品名が違います。
コロニアルは、クボタが販売したスレート屋根ということになります。

全国で最も普及したために、「スレート屋根といえばコロニアル」、シリーズ名とつなげて「カラーベストコロニアル」と呼ぶようになりました。

クボタのカラーベストコロニアルと呼ばれるスレート屋根は、スマートなデザインで洋風建築にも似合い、多くの日本の住宅に採用されてきました。

 
カラーベストコロニアル、結局はスレート屋根のこと

クボタのスレート屋根として全国で普及したカラーベストコロニアル。
そのスレート屋根の特徴をみると、薄い板状の屋根材です。
素材は粘土板岩を薄く加工しています。
製造時に混合する素材によりさまざまな種類のスレート屋根が生産されます。

天然石を使用した製品が、天然スレートでデザインにも魅力がありそれだけ高価です。
アスベストを使ったスレートは現在製造中止となっています。
費用が安く軽量であったことから、古いスレート屋根には、石綿スレートが使われていることが多いようです。

近年では石綿を使わないスレート屋根が登場し、軽量で十分な耐久性を持ち合わせています。

他にもセメントを主材料として形成された、セメントスレートもあります。
カラーベストコロニアルは、このセメントスレートの一種です。
屋根の表面を着色している場合は、経年劣化により色落ちするという特徴があります。

 
スレート屋根のメリットとは?

カラーベストコロニアルなどのスレート屋根は、全国に普及しましたが、それだけメリットが多かったということがわかります。

スレート屋根も年々研究され開発が進んでおり、耐久性も強化されています。
スレート屋根は、耐久性、耐火性、耐熱性が高く、湿気にも強く腐りにくくなっています。
天然スレートは高価ですが、瓦に比べると圧倒的に安く、コスパに優れています。

さらに、施工が容易で、複雑な形状の屋根にも設置しやすく、カラーバリエーションも豊富でデザイン性に優れています。
費用面を見ると、金属屋根よりも高く、瓦の半分ぐらいで済み、金属屋根と瓦の中間ぐらいの費用がかかると考えてください。

 
スレート屋根のメンテナンスや葺き替え

瓦屋根と違って、スレート屋根を維持するには、定期的なメンテナンスが必要です。
特に再塗装は重要です。
耐熱性や防水性を維持するためには、10年~15年程度で再塗装を行います。

雨漏りがしてきたら、それよりも短い期間で、屋根の葺き替えや重ね葺きを行います。

スレート屋根のメンテナンスでは、屋根塗装の他、葺き替え、カバー工法(重ね葺き)などを行います。
塗装は、屋根の保護コーティングを行う目的で実施されます。
塗料の質により、費用が大きく変わります。

葺き替えは、既存の屋根材を撤去して行うため、コストが高くなります。
同じ葺き替えでもカバー工法は、重ね葺きと呼ばれ、既存の屋根に新品の屋根材を設置します。
工期も短く、コストも比較的安く済む工法です。

 
まとめ

カラーベストとコロニアルは、クボタのシリーズ名、商品名です。
一般的には、スレート屋根と呼ばれています。
全国に普及したことで、カラーベストコロニアルが、一般的な名称になりました。
また、スレート屋根のメリットやメンテナンスについても解説しました。

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