日本家屋なら瓦屋根!その種類と価格の比較?
日本家屋 瓦屋根

日本人にぴったりで和の情緒を楽しめる瓦屋根。雨や風、火災から建物を守る役割の他、美しい日本家屋の美観を形成する昔からよく使われてきた屋根材です。その代表的な種類と価格について比較してみましょう。
Photo:http://www.sinwanet.co.jp/rehome/

 

 
陶器瓦(釉薬瓦)


陶器瓦
Photo:https://roof-partner.com/ceramic-tile-13893
その名の通り陶器製の瓦です。製造法は、粘土を瓦の形に押し固め、釉薬をかけた後、高温の窯で焼き上げる方法です。

瓦の表面に塗られた釉薬は、高温の窯で焼き固められると、ガラス質のコーティング材となります。 釉薬によるコーティングは、耐久性だけではなく、対汚性にも優れており、水分が内部に浸入できません。そのため、経年劣化によるひび割れにも強い瓦です。

初期費用が高い陶器瓦ですが、メンテナンスが不要ですので、長期間使用することを考えると最も優れた屋根材です。

 
いぶし瓦

いぶし瓦
Photo:http://www.besthome-tosou.com/65_qa/50_1/

いぶし瓦は陶器瓦のように釉薬を使用していません。瓦の形に整えた粘土を窯で焼き固めますが、いぶし瓦の名の通り、松材や松葉で燻化させ、表面に炭素膜を作ることでいぶし瓦が出来上がります。

深い銀色が大きな特徴で、古くからお寺にも使用されてきました。味わい深い銀色ですが、次第に剥がれ落ち変色していきます。

松材で燻したいぶし瓦は減っており、LPガスを使用し炭化水素を含む工業製品を代用して製造されています。陶器瓦ほどの寿命や耐久性はなく、30~50年が寿命だと言われています。

 
無釉瓦

無釉薬瓦
Photo:http://silvercat.ti-da.net/e5999590.html

無釉瓦は、瓦の形をかたどった粘土を使い、酸化炎焼成させて出来上がります。釉薬を使わず、酸素を十分に供給した酸化炎焼成と呼ばれる製法を採用しています。

そのままの形で焼くので、光沢はありませんが柔らかな自然の朱色が美しい仕上がりとなります。

日本ではなく、ヨーロッパのスペインやフランスなどでよく見られる洋瓦といえば、すぐにイメージできるはずです。陶器瓦にも劣らない耐久性を持ち、40~50年近く使うことができます。

 
陶器瓦、いぶし瓦、無釉瓦のリフォーム価格を比較すると?

釉薬瓦は、1㎡あたり5,500円~です。 いぶし瓦は、1㎡あたり6,500円~です。 無釉瓦は、1㎡あたり5,600円~です。

他にも砂を原料としたセメント瓦があり、価格は、1㎡あたり5,000円~です。

これらの価格は安い部類に入ります。その他諸費用を加えると瓦屋根のリフォームの総費用は、70~150万円といった価格に落ち着きます。多少価格に幅がありますのでご注意ください。

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