ステンレス屋根のメンテナンスは?


屋根の素材でよく使われるのは、瓦、金属板、スレートの3種類です。金属板には、カラー鋼板、ステンレス、ガルバリウム鋼板などの種類があります。
ここでは、金属屋根でも、ステンレスについて取り上げ、そのメンテナンスの注意点をお伝えします。

 

 
ステンレス屋根の特徴やメリット・デメリット

同じ金属屋根にもガルバリウム鋼板とステンレス屋根があり、この2つはよく比較されます。
しかし、ステンレス屋根のほうが耐用年数が長く、結果的にトータルでのランニングコストを下げることができます。
定期的な屋根塗装も15年~20年程度のサイクルで行いますが、耐久性が高いので、頻繁に実施する必要がありません。

ステンレスは、水回りにも多く使用され、錆びにくく、耐候性が強く、劣化しにくいので屋根には最適な素材です。
ノーメンテナンスでも50年は持つとされていますし、瓦の10分の1ほどの重量で、地震にも強い屋根材です。

ステンレス屋根のデメリットは、金属素材ですので防音性や断熱性に劣ることです。
高価な素材にもかかわらず、薄い板であることから表面が傷つきやすくなっています。

 
ステンレス屋根のメンテナンス時期

ステンレス素材はメンテナンスが不要だとされていますが、屋根に使われるステンレス素材に関しては、10年~15年を目安に再塗装を行う必要があります。
屋根の部分は、毎日、日光や雨水が当たり、錆びに強いステンレス素材でも、少しずつ劣化していくからです。
ステンレスの表面は固く、緻密な平滑状態です。
表面は塗料が付着しにくい性質です。
塗装の前に念入りな下地処理を行い、塗膜を保つことが最も重要です。

ステンレス屋根のメンテナンス塗装は、他の金属素材と比べると、手間がかかります。
塗装メンテナンスは、ステンレス屋根の耐久性を高めてくれます。
定期的な塗装をしなければ、結果的に高額な屋根の葺き替え工事を行うことになり、余計な費用がかかります。

 
塗装によるステンレス屋根のメンテナンス

ステンレス屋根は、通常よりも工程が増え、手間のかかるメンテナンス塗装が行われています。

高圧洗浄機で入念にステンレス屋根の清掃を行いますが、この工程も通常の屋根よりも丁寧に行われます。
次にサンドペーパー掛けです。
屋根の表面全体をザラつかせて、塗料の付着を高める工程です。
屋根全体に行うため大変手間のかかる工程です。
その後は、屋根の下塗りです。
塗布ムラのないように、エキポシ系の防錆塗料を用いて、やり残しのないよう丁寧に実施されます。
最後は、中塗り、上塗り工程です。

ステンレス屋根に使われる塗料は、ウレタン樹脂系、シリコン樹脂系、フッ素樹脂系です。

 
ステンレス屋根の葺き替え

ステンレス屋根は、一般的にはメンテナンスが不要です。
しかし、美観目的や長期間その性能を維持するために、定期的に塗装が行われます。
場合により、古くなったり、表面が傷んだりしたステンレス屋根は、葺き替え工事が行われます。

ところが、ステンレス素材は大変高価です。
ガルバリウム鋼板に比べると、価格が2倍~3倍程度高くなります。

ステンレス屋根は、将来的にメンテナンス時期のサイクルが短く長寿命であるため、他の耐久性の低い安価な屋根材からステンレス屋根に葺き替えるパターンが多いようです。
ただし、ステンレス屋根は、素材が硬く、加工が困難で、材料費だけではなく、施工費も高くつきます。

 
まとめ

メンテナンス不要と言われる、ステンレス屋根も、15年~20年を目安に美観の面を含めて再塗装を行います。
ステンレス屋根の塗装は、手間がかかります。
痛みがひどい場合や耐久年数を過ぎたスレンレス屋根、他の屋根材などから、新しくステンレス屋根に葺き替えるパターンもあります。

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