ステンレス屋根材の屋根工事費用は?ステンとガルバの徹底比較!
見積り事例:ステンレス屋根の費用

銅板屋根にステンレス屋根を重ね葺き 
平屋戸建て 建坪:43坪 屋根面積:173㎡ 工事期間:1週間

施工前
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施工後
施工後

御見積書
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ステンとガルバの徹底比較!

ステンレスとガルバリウム鋼板の比較表

ステンレスとガルバリウム鋼板の比較表ステンレスとガルバリウム鋼板の比較表

※比較表はあくまで主観ですので、参考程度にしてください。

ステンレスとガルバリウム鋼板のランニングコスト

ステンレス屋根はガルバリウム鋼板と比較して耐用年数が長く、ランニングコストを大幅に減らすことができます。
その差は50年間で120万円!
色あせなど見た目を気にしなければ、屋根塗装は不要です。
その場合の差額は、180万円!

ステンレス屋根 ガルバリウム鋼板
~10年目 0円 0円
~20年目 30万円 30万円
~30年目 0円 0円
~40年目 30万円 交換150万円
~50年目 0円 0円
合計 60万円 180万円
その差120万円も!

※20年に1度、屋根塗装が必要です。
※費用には、足場代が別途加算されます。

ステンレス屋根とは?
ステンレス屋根とは?

ステンレス屋根とは、鉄が主成分でクロムやニッケルを含んだ合金の屋根材のことです。
ステンレスはとても身近な材質で、住宅の中では水回りに多く利用されています。
特徴はとにかくさびにくいこと。
耐候性が強く、経年劣化しにくいので、屋根には良い材質だと言えます。

屋根材として使われるステンレスは、例外なくカラーステンレスになります。
ステンレス表面に焼付塗装によるカラー加工が施されています。
18-8ステンレスのような高級品は屋根材には使いません。
それでもガルバリウム鋼板より2倍くらい材料費が高くなります。

ステンレス屋根材は、基本的にメンテナンスフリーと考えて良いでしょう。
ただし、雨仕舞いは別問題ですから、何十年も持つような設計と、丁寧な大工工事が必要です。

また、変退色は避けられませんから、その意味での塗り替えが必要になるかも知れません。

ステンレス屋根は海が近い住宅地で人気

ステンレス屋根は海が近い住宅地で人気

一般的な屋根板金の中ではガルバリウム鋼板が主流となり、かなり錆びにくい材料となってきました。
しかし、切り口の小口等から錆が発生するなど、劣化してしまう要素はまだまだ尽きません。

ステンレスは、素材自体が錆びないので、錆びる心配がありません。
その為、潮風の当たる住宅地や、頻繁に工事が出来ない環境の建物などにもよく使われています。
海岸に近くても40~50年問題なく、ランニングコスト的には有利になります。

価格が高額なのが難点ですが、素材が劣化しないという大きなメリットを考え得ると、断然ステンレス屋根をオススメします。

ステンレス屋根のメリット

  1. サビない

ステンレス自体は錆びずに長期間の手入れが要りません。
しかし、もらい錆の可能性はありますので、注意が必要です。

  1. 耐用年数が長い

耐久性が良いものならノーメンテナンスで50年は持つと思われます。

  1. 軽いから耐震性に優れている

重量は瓦の約10分の1、地震の際の建物の揺れを最小限に抑え、倒壊を防ぎます。

ステンレス屋根のデメリット

  1. 防音性・断熱性が弱い

金属素材なので、瓦やスレートと比べるとどうしても防音性に劣ります。
また、素材自体に断熱性能がないので、屋根材の下や屋根裏に断熱材を施工することが一般的です。
ただし、その分の断熱工事費用がかかるので注意しましょう。

  1. 衝撃に弱く、傷つきやすい

薄い金属の板ですので軽い反面、衝撃に弱く、大粒のヒョウが降れば凹みができることもあります。

  1. 初期費用がかかる

メンテナンスが少なくて済みますが、高価な材料なので施工費などの初期費用が高くなります。

ステンレス屋根は板金屋泣かせ?

ステンレスの屋根材は、ガルバやカラートタンと比べて素材が硬く、加工が困難です。
かといって施工費が良いわけではないので、板金屋泣かせの材料になります。
加工性が悪く、高価で売りづらいなどの理由から、業者はステンレスを積極的に勧めません。
ネットにも情報が少なく感じると思います。

ステンレスと銅板との比較

ステンレスと銅板との比較

ステンレスと同様に金属屋根材として最高級のグレードの銅板と比較すると、銅板は色が変色していくのに対し、ステンレスは変化しません。

また、最近は問題が無いとは言うものの、酸性雨や大気汚染の影響を受けて銅板の寿命が短くなってきているとの話がありますが、ステンレスはそのような事が無い為、心配な方がステンレスを採用されるケースも増えているようです。

遮熱処理が施されたステンレス

表面に遮熱処理が施されたステンレスは屋根材表面の温度上昇を抑制します。
冷房負荷低減等省エネ効果のみならず、空調設備、断熱材の負荷を軽減する環境適応型の製品もあります。
メンテナンスも減少、ランニングコストも軽減できます。

よくあるQ&A

結局どっちがいい?ステンレスかガルバリウム鋼板

一般的に耐久性ではガルバリウム鋼鈑よりステンレス鋼鈑が優位です。
環境にもよりますが、屋根材としての耐用年数は、ガルバ30年 ステンレス50年といわれています。
その分金額も高くなりますが、性能だけで比較すればステンレスの方が良いかと思います。
板厚は、施工上0.35mmでされているケースが多いようです。

耐久性の優れた順番
ステンレス>フッ素ガルバリウム鋼板>ガルバリウム鋼板・GLカラー>カラー鋼板(亜鉛鉄板)

ガルバリウム鋼板はどうなの?

ガルバリウム鋼板は表面処理が傷まない限り、とても耐久性が高い材質です。
価格も安く、施工性も良く、軽量なので家に対する負担も少なく、地震にも有利です。
しかし、表面処理は施工中にも傷つきますし、切断箇所は、当然表面処理が無く、内部の鋼板がむき出しになります。

傷や端面から一度腐食が始まると、みるみる錆が広がると理解しましょう。

縦葺きにするか、横葺きにするか

縦葺き
縦葺き
横葺き
横葺き

縦葺きは、屋根の頂点から軒先まで何も遮るものないので、排水性能は抜群です。
雨仕舞い、対台風、軒の強度に勝りますので、より低勾配の屋根や長めの軒に対応できます。
施工費も縦葺きの方が安いです。

3寸勾配以上なら横葺きでも全く問題ありません。
あとは好みの問題ですが、縦葺きはモダンでシャープな印象で好き嫌いが分かれます。
横葺きはすっきり落ち着いた感じで、単純な多数決なら横葺きの方が格好良いという人が多いと思います。

カラーステンレスはメンテナンスが必要?

ステンレスだからメンテナンスフリーかと思いきや、カラーステンレスの場合は表面にカラー加工しているので、カラー部分の劣化は起きてしまいます。
表面のカラーが劣化するだけでステンレス自体の劣化はありませんが、気になる場合は塗り直しを行うと良いでしょう。

使う材料にもよりますが、一般的な環境下では10~20年程度に一度塗り直しを行うとキレイな状態を維持できると思います。
見た目を気にしなければ塗り直しは必要ありません。

ステンレス屋根への塗装について

ステンレスは表面に凹凸がないため、塗料が密着しにくい素材です。
通常の金属用塗料を直接塗っても剥がれてしまうので、ステンレス(非鉄金属)用の密着プライマーを下塗りする必要があります。(例えば、ミッチャクロン:染めQテクノロジィ)

上塗りについてですが、金属素材と水性塗料とは相性があまり良くないため、溶剤系のウレタン、シリコン、フッ素などで仕上げてください。

ステンレス屋根のメーカー

ステンレスを製造しているメーカーは、主に粗鋼製鉄メーカーです。
粗粗鋼生産で世界第2位、日本第1位の高炉メーカー「新日鐵住金のナルカラー」と粗鋼を鉄鉱石から一貫して生産している日本の高炉メーカー4社の内の1社である「日新製鋼の月星スワンカラー」をご紹介します。

新日鐵住金 ナルカラー

特徴

ナルカラーは、快適な住空間を提案するNSSC®ブランドの塗装ステンレス鋼板です。
原板は耐久性に優れるステンレス鋼板を使用しています。
新たに遮熱機能を標準付与し、優れた住環境を実現します。(一部商品を除く)

  1. 優れた耐久・耐候性

サビに強いステンレスを高度な塗装技術でコーティングした耐久性抜群の外装建材です。

  1. 遮熱機能

屋根用色には新たに遮熱顔料を配合し、屋根面での温度上昇を抑制します。

  1. 多彩な色

市場からのご要望に応え、艶消しメタリック色を中心に新色を追加。

  1. 不燃認定

ナルカラーシリーズは国土交通省が定める不燃認定商品です。
(不燃認定番号:NM‐8324)

新日鐵住金 ナルカラー

日新製鋼 月星スワンカラー

特徴

格段に優れた耐久性・遮熱性・加工性。耐食性・耐候性に優れたSUS304ステンレス鋼板に樹脂を焼付塗装。
遮熱性に優れ塗膜が安定しています。

  1. 優れた耐久性と加工性

耐食性に優れたステンレス鋼板に、加工性・耐候性に優れたポリエステルウレタン塗料を塗装・焼付けした高耐久性製品です。

  1. 優れた遮熱性

遮熱性を付与したことにより、全色日射反射率=30%以上と大きく向上。
屋根温度の上昇を大幅に抑えてくれます。

  1. 豊富な20色調(カラーバリエーション)

エナメル、つや消し、メタリック調の3タイプあわせて20色をご用意。
豊富なカラーバリエーションからお選びいただけます。

日新製鋼 月星スワンカラー
まとめ

初期費用が高くても、後々のメンテナンス費用を減らしたいという方は、ステンレスの屋根がお勧めです。
特に塩害地域の住宅や、急勾配の屋根、屋根工事だけでも外壁全面に足場をかけなければ作業ができないような建物は、ランニングコストを含めたトータルコストで見れば、メリットは大きいと思います。

しかし、ステンレスの屋根材を使用した工事は費用がとても高くなります。
業者によって見積金額が50~100万円くらい差がでることもありますので、必ず複数の業者から見積りを取るようにしてください。

簡単に複数の優良工事業者から見積りを取る方法は?
クイック屋根工事の無料見積りが便利です。
https://www.yanekouji.net/service/

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