家に穴をあけない工法による屋根一体型太陽電池
 
意外と知られていない太陽光発電装置設置による穴あけの事実

電力自由化や太陽光・風力などの再生可能エネルギーを活用し、二酸化炭素や有害物質の排出を抑える動きが活発になり、太陽光発電装置を設置するケースが増えています。新築住宅では、4割近い建物に太陽光発電装置を装備しているというデータも公表されています。

何かとメリットが多いとされる、太陽光発電装置の屋根への設置ですが、あまり語られることのない事実として、「屋根に穴が開く」というものがあります。一枚の太陽光パネルを設置すると、屋根に4つほどの金具が必要で、その金具につき、10か所程度のネジを使い固定していきます。太陽光パネルが増えるごとに屋根に小さな穴が開いている、ということがよくわかると思います。

 
屋根に穴が開くとどうなるの?その危険性について

屋根に穴が開くという事実は、意外と知られておらず、屋根に穴が開くと、どんなに小さな穴であっても、雨漏りのリスクが少なからず高まるということになります。太陽光パネルは、金具を使いしっかりと屋根に固定されていますが、直接穴を開けているため、この穴をふさいでも、老朽化すると、穴と金具の間に隙間が生じます。この隙間から雨漏りが発生するケースが多いようです。

隙間にコーキング材やパテを詰め込んだり、ワッシャとパッキンを用いてのコーキング材の使用でも、劣化すると雨漏りの原因となることがあります。 他に、雨漏りの原因として、古い建物に太陽光発電装置を設置した場合に、屋根が老朽化しており、屋根の補修が必要であるケースが多いようです。補修せずにそのまま太陽光発電装置を設置すると、穴を開けたことが原因による雨漏りが発生しやすくなります。

 
屋根に穴を開けない工法をご紹介

太陽光発電装置設置において、雨漏りに関するトラブルが増えてきたことから、屋根に穴を開けない特殊な工法がいくつか開発されており、すでに実用化されています。

どんな屋根にも対応できる工法の一つとして、「シンプル・レイ工法」が有名です。この工法は、屋根面に一切穴を開けない工法です。パネル枚数を多く載せることができ、なおかつ効率の良い角度・方位に向きを合わせることができます。雨漏りだけではなく、パネル枚数を多く設置できるため、太陽光発電においてもより効率よく電力の供給ができるようになっています。

陸屋根などで、一般的なビス固定工法での設置ができなかったご自宅などにも設置が可能です。すでに数十年以上の実績のある安心の太陽光パネル設置工法です。 他にもキャッチ工法、PVグリップ工法、磁石式太陽光パネル設置工法、機能屋根システム、ソーラーブリッジ工法などがあります。

 
屋根に穴を開けない工法のメリットや価格について

太陽光発電システムを設置した後、そのシステムそのものはメンテナンスフリーです。故障やトラブルも発生しますが、それよりも雨漏りなどの屋根の部分にトラブルが発生しやすくなっています。

屋根に穴を開けない工法を施せば、雨漏りのリスクもほぼゼロになり、屋根に傷をつけることもなく、屋根の寿命が延びます。移設をする際にも簡単で屋根補修の必要がなく、コストも抑えることができます。

さらにオーバーハング設置と呼ばれる、屋根面積部分よりも面積が多いパネルの設置も可能になり、より多くの発電量を確保することができます。 さらに、穴を開けるわけではありませんので、通常の陸屋根工事よりも工期が短くて済み、工事費用も安価になるメリットがあります。

 
まとめ

家に穴を開けない工法による屋根一体型太陽電池についてご紹介しました。雨漏りのリスクが減り、オーバーハング設置も可能ですし、工期も短くなり、工事費用も安価になるメリットがあります。

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