屋根工事の単価相場を知ればダマされない!

雨樋修理費用と業者選び

初めての屋根工事は、一生に一度経験するかしないかの出来事です。
知識や経験のない素人は高い値段を請求されても、その価格が正しいものなのかどうかが判断できません。
お時間のあるときに事前に屋根工事ごとの単価を知っておくとダマされることもないでしょう。

本記事では屋根工事ごとの単価についてまとめました。

 

1.最も高額な屋根の葺き替え・重ね葺き工事

屋根工事は大規模なものから小規模のものまで大きく分けると5~6種類あります。
そのうち、屋根の葺き替え工事や重ね葺きとも呼ばれるカバー工法が最も高額です。

屋根の葺き替え工事は、築年数が30年以上の建物や劣化の早いコロニアル・スレート屋根の場合に、既存の屋根材を撤去した後に新しい屋根材を葺き直す工事です。
屋根材の種類にもよりますが、最も高額で60万円から最大で200万円かかります。

重ね葺き工事は、スレート屋根や金属屋根の上にさらに新しい屋根材を重ねて葺き直す工事を行います。
既存の屋根材の撤去処分費用が不要になるため、葺き替え工事よりも単価が安くなります。
標準的なお値段ですと、80万円~120万円程度です。

2.屋根塗装、漆喰補修工事
 瓦屋根 漆喰

屋根の塗装工事は、葺き替えを行うほどではありませんが、塗膜が劣化して防水機能が失われたり、塗料の剥がれにより、屋根の表面が直接ダメージを受けてしまわないように定期的に実施されます。
遮熱や耐候性に優れた塗料などの種類が豊富で単価もいろいろと違います。
塗装工事では足場を組む必要があり、その費用が上乗せされて値段が上がります。
塗料の乾燥期間も長めです。
工事期間は最大で12日間、工事の単価の目安は、40万円~80万円程度です。

また、瓦屋根の補修工事で多いのが、漆喰の補修です。
築15年以上の建物であれば、お住まいの地域にもよりますが、漆喰が剥離して瓦がズレていることがあります。
漆喰の補修工事も定期的に行う必要があります。
漆喰の補修には、腕のある職人が行うため、思いの外コストがかかります。
単価の相場は、30万円~80万円です。
漆喰は、瓦よりも耐用年数が短いために約15年に一度はメンテナンスを実施しなければなりません。

3.棟板金交換、雨樋交換修理工事
 雨樋 屋根工事

スレート屋根の頂上には棟板金と呼ばれる金属板が設置されています。
劣化したり、強風や釘の緩みで浮き上がってしまうと、雨漏りの発生原因となります。
下地にある木材も腐食していることもありますので、交換修理工事を行う必要があります。
こちらの費用の相場にも幅があり、20万円~80万円の費用がかかります。

屋根の一部として設置されている雨樋は、経年劣化により破損したり、ゴミが詰まったりします。
放置すると屋根や外壁からの雨漏りの原因となります。
簡単な修理であれば、数千円で済みますのでDIYで工事を行うことがあります。
しかし高所作業は危険ですので、雨樋交換修理工事は10万円~20万円程度かかりますが専門家による雨樋交換修理工事をおすすめします。

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