葺き替えリフォーム費用・見積もり事例


【瓦屋根→ガルバリウム鋼板】

見積書のイメージモデル:総2階・戸建て住宅・建坪35坪・切妻・屋根面積80㎡・既存瓦屋根

項目 単価 数量 金額
既存屋根撤去 3,000円 8㎡ 240,000円
廃材処理費用 15,000円 4トン 60,000円
下葺き材(ルーフィング) 800円 80m 64,000円
ガルバリウム鋼板 6,500円 80m 520,000円
軒先水切り板金 2,500円 16m 40,000円
ケラバ板金 2,500円 20m 50,000円
棟板金 3,500円 8m 28,000円
諸経費(8%) 1 82,160円
合計 1 1 1,082,160円
屋根材別簡易見積もり


※既存瓦の撤去費用も含まれます。


屋根の種類 単価 数量 金額
平板瓦(三州 陶器) 16,000円 80㎡ 1,280,000円
日本瓦(いぶし) 22,000円 80㎡ 1,760,000円
スレート(コロニアル) 12,000円 80㎡ 960,000円
ガルバリウムフッ素 15,000円 80㎡ 1,200,000円
ステンレス 23,000円 80㎡ 1,840,000円
ディプロマット 15,000円 80㎡ 1,200,000円
葺き直し(既存屋根の再利用) 12,000円 80㎡ 960,000円
状況によって発生する費用
項目 単価 数量 金額
下地材(コンパネ) 2,200円 80㎡ 176,000円
雨押さえ板金 3,500円 8m 28,000円
足場費用 800円 250㎡ 200,000円
軒樋(角) 3,300円 16m 52,800円
たて樋(角) 3,200円 24m 76,800円
集水器 4,000円 4カ所 16,000円
既存雨樋撤去処分 800円 40m 32,000円
雪止め金具取付 1,400円 16m 22,400円
土葺き瓦の土処分 1,800円 80㎡ 144,000円
棟換気の取付 25,000円 2m 50,000円
駐車場代/搬入出費 1 1 ※1必要時


※1 作業現場の立地条件により駐車場代や搬入費用が発生します。

実際の工事価格・費用は、屋根屋さんに現地調査をしてもらい正式な見積りを取ってください。

お住まいの地域や立地条件、下地状況、勾配など、さまざまな要因によって単価は変動します。
あくまで目安としてお考えください。

 

ガルバリウム鋼板のメリット・デメリット

ガルバリウム デメリット

ガルバリウム鋼板のメリットはなんといっても軽さです。日本瓦と比べると1/6の軽さになります。 

瓦屋根は、1㎡あたり60㎏で、30坪の住宅であれば屋根の重さは約6000㎏にもなります。

ガルバリウムは、1㎡あたり5㎏で屋根の重さは約600㎏です。

その差は、なんと5400㎏! 

実に軽自動車6台分の重さが屋根からなくなったことになります。

 

屋根の軽量化

住宅の重心が下になり、耐震性が向上します。また地震で瓦が落下してくる心配もなくなります。

デメリットは、遮音性と断熱性能の低さです。
ガルバリウム鋼板は0.3mmほどの薄い金属の屋根です。

そのため基本的には断熱性能が低く、雨音などの音も響いて聞こえてきます。

これらのデメリットは、断熱材一体型のガルバリウム鋼板を使用することでカバーできます。

0.3~0.4mmの金属に断熱材がサンドイッチされている材料です。断熱性だけでなく遮音性も同時に発揮してくれます。

メンテナンス:施工後15~20年に屋根塗装
費用:25~40万円

屋根材の種類と特徴

平板瓦(三州 陶器)

 

屋根材の種類と特徴 三州瓦

出典:http://setouchi-kawara.blogdehp.ne.jp/category/1268160.html

伝統と伝統と風格と気品を再現した華やかな屋根瓦。スタンダート形状なので、どんな屋根にも調和し、住まいに格調高さと高級感を演出します。
地震や台風に強い軽量防災瓦が人気です。

メンテナンス:漆喰部分の定期的な点検と補修 
費用:20万~45万

日本瓦(いぶし)

 

屋根材の種類と特徴 いぶし


いぶし瓦は「むし焼き」にする燻化(くんか)工程が特徴です。伝統的な日本建築のみならず、繊細で洗練された意匠性から、近年では洋・モダン建築にも幅広く利用されています。
メンテナンス:漆喰部分の定期的な点検と補修
費用:20万~45万

スレート(コロニアル)


屋根材の種類と特徴 スレート

住宅用化粧スレートは、セメントに繊維材料を混合した材料です。薄型軽量で地震に強く、施工性に優れているため、施工時や修繕時の費用を抑えることができます。一方耐久性が低いため定期的な塗装メンテナンスが必要になります。

メンテナンス:10年周期で屋根塗装
費用:25万~40万

ガルバリウムフッ素


屋根材の種類と特徴 ガルバリウムフッ素


ガルバリウムの表面に遮熱性フッ素を施したグレードの高い商品です。
変退色メーカー保証も最長20年となっています。耐久性、遮熱性、断熱性、軽量化、遮音、防火にも優れています。

メンテナンス:施工後20年目に屋根塗装
費用:25万~40万

ステンレス


屋根材の種類と特徴 ステンレス

ステンレスはサビに強く耐久性が高いのが特徴です。海岸に近い住まいの屋根として利用されています。

他の金属版と比べるとかなり高価な商品です。
表面は塗装してありますので、経年劣化で色あせは起こります。

金属屋根の温度収縮による音が出やすいのも特徴です。金属屋根は、朝、暖かくなって膨張し、夜冷えると収縮します。
温度差が大きくなると「トン・トン・トン・・・」と音がすることがあります。

メンテナンス:施工後15~20年目に屋根塗装 
費用:25万~40万
※色あせを気にしないなら屋根塗装は不要、定期点検は必要です。

ディプロマット


屋根材の種類と特徴 ディプロマット

出典:https://riverstone-roofing.com/reconew/20170413_toiawase/

ガルバリウム鋼板の表面に紫外線によって劣化しにくい自然石粒をコーティングしてあります。

ジンカリウム鋼板とも呼びます。
ガルバリウムよりも耐久性、遮音性、断熱性の面で優れています。特に石粒が雨を拡散させますので雨音がしません。

メンテナンス:定期的な点検と補修 塗装は不要
費用:補修内容による

下葺き材(アスファルトルーフィング)の重要性

屋根の耐用年数は下葺き材(ルーフィング)の耐用年数といっても過言ではありません。

下葺き材(ルーフィング)に柔軟性がなくなり破けると雨漏りが起こります。

屋根材に問題がなくても、下葺き材の寿命が来ると全面的な改修工事が必要になります。


屋根材と同様に下葺き材(アスファルトルーフィング)についても業者と相談して納得したうえで工事を進めてください。

下葺き材の特徴と価格の目安

アスファルトルーフィング


ルーフィングの種類

一般的に使用されている商品です。フェルト状の原紙にアスファルトを染み込ませ、その両面に鉱物質の粉末を付着させたものがアスファルトルーフィングです。
道路のアスファルトと同様に黒褐色の物質です。

耐用年数:20~30年
価格の目安:1m×21m 

3,780円~5,122円(税込)

※ルーフィングそのものの価格です。施工費は含まていません。


改質アスファルトルーフィング


改質ルーフィング
出典:http://www.hiromichihayashi.com/

アスファルトに合成ゴムや合成樹脂を混ぜたものを改質アスファルトルーフィングといいます。

ゴムアスファルトルーフィングとも呼ばれます。
温度変化に強く、高温ではダレにくく、低温では割れにくい特長を持っています。
自己接着性があり伸びや曲げに強く、耐久性もアスファルトルーフィングと比べて高くなります。

耐久性:30年
価格の目安:20m×1m 

4,880円~9,660円(税込)

※ルーフィングそのものの価格です。施工費は含まていません。



遮熱ルーフィング
出典:http://daikyokk.exblog.jp/m2013-02-01/


遮熱型透湿ルーフィングは、特殊加工で赤外線を反射させ、従来品と比べて小屋裏の温度を3℃低下させました。(メーカー実験)

また、透湿性にも優れ、小屋裏の湿気を逃がすことで結露による腐敗を防ぎ、長寿命住宅を実現します。

耐久性:25~30年
価格の目安:1m×40m 

28,782円(税込)

※ルーフィングそのものの価格です。施工費は含まていません。


マスタールーフィング


マスタールーフィング

田島ルーフィングのマスタールーフィングは、従来品の2倍の耐久性を実現しました。

独自の劣化防止層で改質アスファルトを挟み込み、劣化の要因でもある外気をシャットアウトすることで経年劣化を防ぎます。

耐久性60年
価格の目安:1m×20m 

37,800円(税込)


※ルーフィングそのものの価格です。施工費は含まれていません。
※価格は2018年1月現在、弊社ネット調査 

まとめ

瓦屋根に関連する葺き替えリフォーム費用についてご紹介させていただきました。

価格についての補足ですが、屋根の面積(施工面積)が多くなるにつれて施工単価が下がっていき、逆に面積が少なくなると単価が上がっていく傾向にあります。

ご紹介させていただいた価格は地域によっては、高すぎる安すぎるということがあるかと思います。

実際の工事価格・費用は、屋根屋さんに現地調査をしてもらい正式な見積もりを取ってみてください。

価格や材料も大切ですが、「信頼できる業者を見つけること」の方が難しく重要なことかもしれません。

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