屋根のひび割れ補修のDIYでのポイント
屋根材のひび割れ

我が家の屋根にひび割れを見つけた。
どのように直せばいいでしょうか?
補修のポイントについてご紹介します。

一般住宅でよく使用されている屋根材にコロニアル屋根というものがあります。
「コロニアル」と「カラーベスト」は製造会社(株式会社クボタ)の商品名です。
一般的に普及していたことから商品名で呼ばれるようになりましたが、正式名称はJIS規格で(住宅用屋根化粧スレート)といいます。

 

 
スレート屋根はなぜ割れるのか?
 
  屋根工事 DIY

スレート屋根は5ミリ程度の厚さと薄く、非常に割れやすい材質です。
経年劣化によってさらに割れやすくなります。
劣化の要因は、雨による含水や高温下での乾燥の繰り返しや、夏場には、表面温度が70度近くまで高温になることなどがあります。
また冬場は氷点下になるような寒冷地では、含水部分が凍結し僅かですが体積が増加することによって割れることもあります。

2007年以降に製造されたスレート材は、繊維結合の強いアスベストを含んでいません。
長年の劣化でもろくなったスレート屋根は台風などの横殴りの風画吹いたときに、持ち上げられて割れてしまう事もあります。

 
どのように補修するか?
 
 屋根ルーフィング

スレート屋根の下には、アスファルトルーフィングという防水シートが張ってあります。
実は、雨漏りを防いでいるのはこの防水シートで、屋根材はこの防水シートを紫外線による劣化や飛来物などから守るためにスレート材が載せてあります。
ですので、スレート材にひび割れがあるからと言って雨漏りに直結するわけではありませんので、焦って補修する必要はありません。

近い将来塗り替えメンテナンスを計画しているようでしたらそれでも間に合う可能性が高いです。
下地のルーフィングが見えている場合は、紫外線や飛来物で破けてしまうこともありますので、早急な工事が必要です。

 
DIYでの補修のポイント
 
 屋根修理 DIY

まずは、図面を確認してください。
屋根の勾配が5寸勾配以上の場合は危険ですので、ご自身で補修するのは危険です。
業者に依頼しましょう。
4寸勾配程度の屋根の場合は、安全を確保したうえで、作業をおこないましょう。

ひび割れ周辺のコケや藻をペーパーなどで落とします。
付着物を除去したうえで、コーキング(シーリング)を充填しましょう。
ホームセンターに「変性シリコン」「変成シリコーン」などのコーキング材が販売しています。
1本500円前後です。
これを幅1センチ、厚み5ミリ程度になるように充填してみましょう。
薄すぎると劣化が早まりすぐにヒビが出てきてしまうかもしれません。

よく割れている部分を撤去して新しく張り直して欲しいと言われることがありますが、スレート材は、新築時に軒先側から2本の釘で固定していきます。
上方向(頂上に向かって)張り重ねていきます。
割れている部分を撤去できても、新しい屋根材を途中から差して釘を打って固定することが出来ません。

釘を打つには、その部分より上部の屋根材をすべて撤去しなければなりません。
費用も高額で大掛かりな工事になってしまうため、結局は、新しい屋根材をコーキングで接着して固定することになります。
それならば、割れたスレート材は撤去せずに割れているところだけコーキングしたほうが、屋根材の下側の入った水の流れをコーキングで止めてしまう事がなく、より雨漏りリスクの少ない方法としてお勧めします。

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