屋根修理が火災保険で無料になるケース、ならないケース


屋根修理を火災保険で無料に?風災補償適用できる場合とできない場合や、修繕できる箇所の例について解説します。

 
高額になる屋根修理費用

屋根修理費用は、新築当時から一度も行ったことがないのであれば、10年~15年ほどたてば、修繕やメンテナンスの時期を迎えます。もちろん、火災保険を使用すれば、無料になることもありますが、通常の修繕費用であれば、高額になることは、間違いありません。

屋根の葺き替え費用をみても、20万円~300万円程度かかります。屋根の塗装費用は、30万円~150万円です。屋根瓦の積み替え費用は、50万円~180万円、屋根の雨漏り修理は、20万円~250万円、スレート屋根のヒビ補修であれば、30万円~100万円になります。

屋根修理費用には、金額に幅があり、修理工事内容を詳しくみていかなければ、高い安いを判断することは難しくなっています。

 
 
火災保険が屋根修理に使える理由

火災保険で屋根修理ができる、こうした噂や情報は、間違いではありません。火災保険を使えば、実質的に0円で合法的に屋根修理を行うことができます。屋根修理に加えて、雨樋、瓦、漆喰、雨漏り、カーポート、ベランダ、TVアンテナなども火災保険で修理できます。

火災保険には、風災補償がついています。風災補償では、突風、強風、台風、豪雨といった強い風で屋根や建物の一部が破損した場合に火災保険が適用され、保険金が支払われるものです。

他にも積雪、落雪、ヒョウで屋根や建物の一部が破損した場合も保険金が支払われます。加えて、経年劣化の場合でも火災保険が適用される場合もあり、100%経年劣化というケースを除いて、火災保険の風災補償で修理できると考えたほうがいいでしょう。

いずれにしても、自己判断ではなく、火災保険の知識のある、専門家の判断が必要です。

 
火災保険が使えない事例も知っておく

火災保険が使えないケースとしては、100%経年劣化だと認められる場合です。問題となる点は、その判断は、屋根修理業者や保険会社ではありません。第三者機関が行うということです。

保険会社は、一般社団法人日本損害保険協会の鑑定人の資格を持った鑑定人に調査を依頼しています。その鑑定人が、屋根を調査し、風災の有無を判定した後に、被災額を算定し、報告書を保険会社に提出しています。素人の判断ではありません。

思い込みで判断せず、保険申請は、火災保険の申請サポートを専門に行う屋根修理業者に調査依頼したほうがいいでしょう。

 
悪徳業者にだまされないために

火災保険を使えば、無料でできる屋根修理工事ですが、無料というだけで、詐欺ではないかと思われる方もいらっしゃいます。全ての屋根工事に火災保険が適用されるわけではありません。

中には、保険金手数料を狙った悪徳業者も存在し、消費者相談室にも火災保険トラブル事例が多数寄せられています。 委任状を書かせたり、契約をせかす業者、保険の適用に関して不透明な部分が多い業者、依頼を行わないのであれば、代行手数料を支払う業者、見積もりを後でしかしない業者など、火災保険を使った屋根修理工事は、トラブルに発展することも多く、少しでも不審な点が見られたら、契約や工事をストップしたほうがいいでしょう。

高い工事費用、工事をしても直らない場合、工事を拒否したら代行手数料を取られる場合などが発生すれば、消費者相談室に相談をしたほうがいいでしょう。

 
まとめ

屋根修理が火災保険で無料になる理由や屋根修理費用の目安、火災保険が使えない事例、悪徳業者にだまされないための対策などについて解説しました。

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