「そろそろ屋根の塗装を考えているけど、費用は一体いくらかかるんだろう?」
「業者から見積もりをもらったけど、この金額って本当に適正価格なの?」
屋根塗装は、大切なお住まいを雨漏りや劣化から守るために欠かせないメンテナンスですが、決して安い買い物ではありません。だからこそ、費用で絶対に損はしたくないですよね。
実は、屋根塗装の費用は、家の大きさだけでなく、使う塗料の種類や屋根の劣化状況によって大きく変動します。
この記事では、
- 【坪数別】我が家はいくら?一目でわかる屋根塗装の費用相場
- 見積書のカラクリを全解剖!費用の詳細な内訳と単価
- 塗料グレード別・費用と耐用年数の徹底比較
- 知らないと損!費用を賢く抑える5つの裏ワザ
- 「ついで工事」がお得?外壁塗装と同時に行うメリット
など、屋根塗装の費用に関するあらゆる疑問に、プロの視点から分かりやすくお答えします!
【坪数別】あなたの家の屋根塗装、費用相場はこれだ!
まずは、ご自宅の坪数から、おおよその費用相場を掴みましょう。
(※費用は屋根の形状や劣化状況、使用する塗料によって変動します)
| 建物の坪数 | 屋根面積の目安 | 屋根塗装のみの費用相場 (足場代含む) | 屋根+外壁塗装の費用相場 (足場代含む) |
|---|---|---|---|
| 30坪 | 55㎡~70㎡ | 40万円 ~ 60万円 | 80万円 ~ 120万円 |
| 40坪 | 70㎡~90㎡ | 50万円 ~ 75万円 | 100万円 ~ 140万円 |
| 50坪 | 90㎡~110㎡ | 60万円 ~ 90万円 | 120万円 ~ 180万円 |
「思ったより高い…」と感じましたか?
この金額には、塗料代だけでなく、様々な費用が含まれています。次の章で、その詳しい内訳を見ていきましょう。
より詳しく知りたい方は
下記よりお問い合わせください。
フリーダイヤル 0120-905-454 (平日・土曜 9:00~18:00)
見積書のカラクリを全解剖!屋根塗装費用の詳細な内訳
優良な業者の見積書は、必ず詳細な内訳が記載されています。総額だけでなく、各項目が適正価格かを確認することが、高額請求を防ぐ鍵です。
【30坪・屋根面積65㎡の家の見積もり例】
| 項目 | 単価(円/㎡) | 数量 | 金額(円) | 費用の説明 |
|---|---|---|---|---|
| 足場設置 | 800~1,200 | 180㎡ | 144,000~ | 職人の安全と作業品質を守るための必須費用。 |
| 高圧洗浄 | 150~300 | 65㎡ | 9,750~ | 塗料の密着性を高めるための重要な下準備。 |
| 下地処理 | (劣化状況による) | 一式 | 20,000~ | ひび割れ補修やサビ落としなど。劣化が激しいと高くなる。 |
| 塗料代・塗装費 | 2,300~ | 65㎡ | 149,500~ | 塗料の材料費と、職人の塗装作業費(3回塗り)。 |
| 縁切り(タスペーサー) | 300~500 | 65㎡ | 19,500~ | スレート屋根の雨漏りを防ぐための必須作業。 |
| 諸経費 | (工事費の5~15%) | 一式 | 30,000~ | 現場管理費、交通費、廃材処分費など。 |
| 合計(税抜) | 372,750円~ |
▼ もっと詳しく知りたい方はこちら
費用を大きく左右する「塗料選び」|どれが一番コスパがいい?
屋根塗装の費用と、その後のメンテナンス周期を決定づけるのが「塗料のグレード」です。安さだけで選ぶと、すぐに劣化してしまい、結果的に高くつくこともあります。
| 塗料の種類 | 耐用年数の目安 | 費用相場(円/㎡) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| シリコン塗料 | 10年~15年 | 2,300~3,000 | コストと耐久性のバランスが最も良い。現在の主流で、迷ったらコレ。 |
| ラジカル制御型塗料 | 12年~16年 | 2,500~3,500 | シリコン塗料の進化版。紫外線による劣化に強く、コスパが高い。 |
| フッ素塗料 | 15年~20年 | 3,500~4,800 | 高耐久で汚れにくい。初期費用は高いが、長期的に見ればお得。 |
| 無機塗料 | 20年~25年 | 4,500~5,500 | 最も高耐久。メンテナンスの手間を極力減らしたい人向け。 |
| 遮熱・断熱塗料 | 10年~20年 | 2,800~4,500 | 夏の室温上昇を抑える省エネ効果がある。自治体の補助金対象になりやすい。 |
| ウレタン・アクリル塗料 | 5年~10年 | 1,500~2,200 | 安価だが耐用年数が短く、現在の屋根塗装ではほとんど使われない。 |
【プロの視点】
特別なこだわりがなければ、「シリコン塗料」または「ラジカル制御型塗料」が、日本の気候と一般的なメンテナンスサイクルを考えると、最もコストパフォーマンスに優れた選択と言えるでしょう。
▼ もっと詳しく知りたい方はこちら
【知らないと損】屋根塗装の費用を賢く安く抑える5つのコツ
少しでも費用を抑えたいのは誰もが思うこと。正当な方法で、賢く節約しましょう。
- 外壁塗装と「同時」に行う
これが最強の節約術です。屋根塗装にも外壁塗装にも、高額な「足場代」(約15万円~)が必ずかかります。別々に行えば2回かかる足場代を、同時に行うことで1回分まるまる節約できるのです。 - 複数の業者から「相見積もり」を取る
必ず3社以上の業者に見積もりを依頼しましょう。同じ工事内容でも、業者によって金額は驚くほど違います。比較することで地域の適正価格が分かり、不当に高い業者を避けられます。 - 自治体の「補助金・助成金」をフル活用する
省エネ効果のある「遮熱塗料」などを使ったリフォームに対して、多くの自治体が数万円~20万円程度の補助金制度を設けています。工事を契約する前に、お住まいの市区町村のホームページを必ずチェックしましょう。 - 火災保険が使えないか確認する
もし屋根の劣化の原因が、台風や強風、雪、雹(ひょう)などの自然災害であれば、火災保険を使って修理費用をまかなえる可能性があります。「棟板金の浮き」などは、強風が原因であることが多いです。 - 自社施工の「塗装専門店」に直接依頼する
ハウスメーカーや大手リフォーム会社に頼むと、実際の工事は下請け業者が行い、中間マージンが発生します。地域で実績のある「塗装専門店」に直接依頼すれば、余計な費用がかからず、高品質な工事が期待できます。
まとめ:適正な費用で、高品質な屋根塗装を実現しよう
今回は、屋根塗装の費用について、その相場から内訳、安く抑えるコツまでを詳しく解説しました。
- 30坪の家の屋根塗装費用は、足場代込みで40万円~60万円が相場。
- 費用は「足場代」「塗料代」「工事費」で構成される。見積もりの内訳をしっかりチェックしよう。
- 塗料は、コストと耐久性のバランスが良い「シリコン」か「ラジカル」がおすすめ。
- 費用を抑えるには、「外壁との同時塗装」「相見積もり」「補助金活用」が非常に有効。
- 「無料点検」を謳う訪問販売業者との即日契約は絶対に避ける。
屋根塗装は、決して安くはありません。だからこそ、正しい知識を身につけ、複数の業者をしっかりと比較検討することが何よりも重要です。
この記事を参考に、あなたの家の適正価格を把握し、信頼できるパートナー(業者)と共に、納得のいく屋根塗装を実現してください。
クイック屋根工事
私たちクイック屋根工事は、日本全国で建物の屋根を中心に、あらゆるリフォーム工事を手がけています。
【累計6,000件以上の施工実績】
屋根葺き替えや屋根カバー工事、屋根塗装、防水工事から、雨樋の修理、内装工事まで幅広い工事に対応。独自の全国派遣ネットワークにより、迅速な対応が可能です。各地で培った経験をもとに、地域の気候や建築様式に適した最適な修理方法をご提案いたします。
【専門資格を持つ職人が対応】
弊社では、厳しい加盟条件を満たした専門修理業者をご紹介します。すべての業者が「一級建築士」「屋根工事技士」などの資格を持つ専門家による監修のもと、豊富な経験を活かした施工を行います。
【お客様の声】
「兵庫県姫路市で屋根修理をお願いしましたが、親切な対応と確かな技術で大満足です!」(50代・女性)
「雨漏りが気になっていましたが、しっかりと原因を特定し、丁寧に施工していただきました」(40代・女性)
屋根やお家のリフォームのことなら、お気軽にご相談ください。