屋根のリフォーム費用と価格の比較

屋根リフォーム 費用

 屋根のリフォームといえば、塗装工事や葺き替え工事が思い浮かびます。これらの工事は、住宅のリフォームの中でも高額で大規模です。そこでカンタンに主な屋根リフォームの費用と価格の比較をしてみましょう。


塗装と葺き替えが屋根リフォームの主流

 屋根のリフォームで最も多いのが塗装工事です。その次に葺き替え工事や重ね葺き工事(カバー工法)があります。

 

屋根の塗装費用は、25~40万円、
屋根の葺き替え工事費用は、70~140万円、
屋根の重ね葺き工事(カバー工法)費用は、50~120万円、

 

 となっていますので、屋根塗装<重ね葺き(カバー工法)<葺き替えの順番で屋根のリフォーム費用の金額が上がっていくと考えていただくといいでしょう。

 

 ちなみに、葺き替え工事は、古い屋根全体を取り除いて、新しい屋根材に交換する工事ですので、屋根部分が全く新しくなるリフォーム方法です。当然ながら、価格も最も高い部類に入ります。


各屋根リフォームの特徴

・屋根の塗装工事

 

 塗装された屋根は、塗料の寿命がありますので、必ず塗装が必要です。屋根材や機能により、使用する塗料のグレードや付加機能が異なり、値段にも反映されています。

 

 アクリルなどの価格の安い塗料は、耐久年数が3年程度と短くなってしまいますので、何度も塗り替えが必要です。その度に費用がかかりますので、シリコンやフッ素などの耐用年数が5~10年程度のグレードが中程度の塗料を使用するようになっています。15年以上の耐用年数を求めるなら、無機塗料や光触媒塗料を選んでください。

 

 光触媒や遮熱・断熱塗料は、耐久年数が高いだけではなく、セルフクリーニング機能や断熱・遮熱機能を持っており、美しい外観や快適な室内空間を維持するのに最適です。

・屋根の葺き替え工事

 

 既存の屋根材が古くなっていた場合は、古い屋根を取り外して、新しい屋根材に交換するべきです。屋根の交換工事のことを葺き替え工事と呼んでいます。新しい屋根材には、スレート、ガルバリウム鋼板、日本瓦などがよく選ばれています。屋根材だけではなく、下地材や防水シートなども新しい製品に交換します。軽量の屋根を選ぶと、今よりも耐震性能がアップします。

 

・屋根の重ね葺き(カバー工法)工事

 

 既存の屋根をそのまま残し、新しい軽量の屋根材を設置する工法です。重ね葺き工法になり、新しい屋根材には、スレート、金属屋根、アスファルトシングルなどが選ばれています。

 

 既存屋根の解体費用や廃材処理費用が不要です。短期間で工事ができ、葺き替えよりも工事価格を抑えることができます。
二重屋根になりますので、断熱性や遮音性が高まるというメリットがあります。


経過年数に応じたメンテナンスや補修が必要

 屋根のリフォーム工事は、経過年数に応じた工事を行う必要があります。例えば、5~10年ごとに塗装メンテナンスを行います。瓦屋根には塗装は不要ですが、定期的に点検を行い、漆喰や瓦の割れ・ズレなどを補修しなければなりません。築20年以上経過すると、お住まいにも雨漏りが発生することがあります。

 塗装メンテナンスでは対応できないほど古くなった屋根は、葺き替え工事や重ね葺き(カバー工法)工事が行われます。
定期的に塗装メンテナンスや屋根補修をしっかりと行い、葺き替えまでの時期を延ばすようにしていれば、建物全体の寿命も延びていくでしょう。

 

 

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