HOME » 外装関連工事・リフォーム » 屋根塗装・外壁塗装 » 【外壁サイディングの塗装】費用相場と時期は?DIYよりプロに頼むべき理由も徹底解説
外壁 サイディング

「サイディング壁の色あせが気になるけど、そろそろ塗装した方がいい?」
「サイディングの塗装って、だいたいいくらくらいかかるの?」
「DIYでもできるって聞いたけど、本当に大丈夫?」

日本の戸建て住宅で最も普及している「サイディング外壁」。デザインも豊富で耐久性も高いですが、「メンテナンスフリー」ではありません。
適切な時期に塗装メンテナンスを行わないと、サイディングが水を吸って反り返ったり、ひび割れたりして、雨漏りや建物の腐食といった深刻な事態を招く可能性があります。

この記事では、サイディング外壁の塗装に特化して、

  • 塗装の時期を見極める「5つの劣化サイン」
  • 30坪のリアルな費用相場と、塗料グレード別の価格比較
  • 塗装工事の全工程(足場~完了まで)を分かりやすく解説
  • DIY塗装をおすすめしない、プロだけが知る本当の理由

などを、塗装初心者の方にも分かりやすく、とことん丁寧に解説します。この記事を読めば、サイディング塗装の全てが分かり、後悔しない最適なリフォーム計画を立てられるようになります。

1. 我が家は大丈夫?サイディング塗装が必要な5つの劣化サイン

「うちの壁、そろそろ塗り替え時期かな?」と思ったら、まずはセルフチェック!以下のサインが1つでも見られたら、専門家による診断をおすすめします。

劣化サイン危険度症状と原因
① チョーキング(触ると白い粉が付く)★☆☆紫外線で塗膜が劣化した初期サイン。防水性が失われ始めています。塗装検討のベストタイミング!
② コーキングのひび割れ・肉痩せ★★★目地のゴムが劣化し、隙間ができている状態。ここからの雨水浸入が最も多いです。
③ 色あせ・汚れ・コケの発生★☆☆塗膜の保護機能が低下し、汚れが付着しやすくなっています。美観だけでなく、劣化のサインです。
④ 塗膜の剥がれ・膨れ★★☆塗膜が寿命を迎えているか、下地に水分が浸入している可能性あり。早めの対処が必要です。
⑤ サイディング本体のひび割れ・反り★★★水分を吸収・乾燥を繰り返し、サイディング自体が変形・破損している危険な状態です。

特に危険度★★★の「コーキングの劣化」と「サイディング本体のひび割れ・反り」は、雨漏りに直結する可能性が非常に高いため、発見したらすぐに専門業者に相談しましょう。

より詳しく知りたい方は
下記よりお問い合わせください。

フリーダイヤル 0120-905-454 (平日・土曜 9:00~18:00)

2.【費用はいくら?】サイディング塗装のリアルな価格相場

サイディング塗装の費用は、建物の大きさと、使用する塗料のグレードによって大きく決まります。

30坪の費用相場は80万円~150万円!

一般的な30坪の戸建て住宅の場合、足場代やコーキング工事費など、すべて込みの総額費用は80万円~150万円が目安です。
この価格差は、主に選ぶ「塗料のグレード」によって生まれます。

塗料グレード別の費用相場(30坪の総額目安)

塗料の価格は、耐用年数(寿命)と比例します。長期的なコストを考えるなら、初期費用が多少高くても耐久性の高い塗料を選ぶのが賢明です。

塗料の種類(グレード)耐用年数(目安)30坪の費用相場特徴
ウレタン5~8年60万円~75万円安価だが短命。現在はあまり使われない。
シリコン7~15年70万円~90万円現在の主流。コストと性能のバランスが良い。
ラジカル8~16年75万円~90万円新定番。シリコンと同価格帯で高耐久。
フッ素12~20年80万円~100万円高耐久。塗り替え回数を減らしたい場合に最適。
無機15~25年100万円~120万円最高級グレード。非常に長寿命だが高価。

プロの視点

現在、最もコストパフォーマンスが高く人気なのは「ラジカル塗料」です。シリコン塗料とほぼ同価格で、ワンランク上の耐久性が期待できます。迷ったら、シリコンかラジカルのどちらかで検討するのがおすすめです。

3. サイディング塗装って何をするの?工事の全工程を解説

「塗装工事って、ただペンキを塗るだけじゃないの?」いえいえ、美しい仕上がりと長持ちする塗膜のためには、いくつもの重要な工程があります。

  1. 【1日目】足場設置・飛散防止ネット
    職人が安全かつ丁寧に作業するための足場を組み、塗料がご近所に飛び散らないようネットで家全体を覆います。
  2. 【2日目】高圧洗浄
    業務用の高圧洗浄機で、長年の汚れやコケ、古い塗膜を徹底的に洗い流します。この作業が不十分だと、新しい塗料がすぐに剥がれてしまいます。
  3. 【3日目】下地処理(コーキング打ち替え)
    古くなった目地のコーキングをカッターで全て撤去し、新しいコーキング材を充填します。サイディング塗装で最も重要な工程の一つです。
  4. 【4日目~】養生
    窓やドアなど、塗料が付着してはいけない部分をビニールで丁寧に覆います。
  5. 【5日目~】塗装(3回塗り)
    • 下塗り: 接着剤の役割。上塗り塗料とサイディングを強力に密着させます。
    • 中塗り: 仕上げ塗料の1回目。塗膜に厚みを持たせ、色ムラを防ぎます。
    • 上塗り: 仕上げ塗料の2回目。美観を整え、紫外線や雨から外壁を守る保護膜を完成させます。
  6. 【最終日】点検・足場解体・清掃
    施主立ち会いのもと、塗り残しや不備がないかチェック。問題がなければ足場を解体し、周辺を清掃して工事完了です。

全工程で10日~2週間程度かかるのが一般的です。

4.【危険!】サイディング塗装のDIYをおすすめしない3つの理由

「費用を抑えるために、自分で塗装できないかな?」と考える方もいるでしょう。結論から言うと、サイディング塗装のDIYは絶対に推奨しません。その理由は3つあります。

  1. 理由①:高所作業が非常に危険
    2階建ての塗装には必ず足場が必要ですが、素人が足場の上で作業するのは転落事故のリスクが非常に高く、命に関わります。安全対策にかかる費用や手間を考えると、プロに任せる方が遥かに安全かつ確実です。
  2. 理由②:下地処理(特にコーキング)が難しい
    サイディング塗装の品質は、コーキングの打ち替え高圧洗浄で決まると言っても過言ではありません。この専門的な下地処理を素人が完璧に行うのはほぼ不可能です。下地処理が不十分なまま塗装しても、数年で剥がれやひび割れが再発し、結局プロにやり直しを依頼することになります。
  3. 理由③:塗りムラができ、美観と耐久性を損なう
    広い面積を均一に、適切な厚みで塗るには熟練の技術が必要です。塗りムラだらけの外壁は見た目が悪いだけでなく、塗膜が薄い部分から劣化が早く進行してしまいます。

費用を節約したつもりが、家の寿命を縮め、結果的に高額な再工事費用がかかるのがDIY塗装の末路です。大切なマイホームを守るためにも、塗装は必ず専門業者に依頼しましょう。

5. まとめ

サイディング外壁は、適切な時期に適切な塗装メンテナンスを行うことで、その美しさと保護機能を長く保つことができます。

  • サイディングはメンテナンスフリーではない!塗装とコーキングの劣化に注意。
  • 「チョーキング」や「コーキングのひび割れ」は塗装時期のサイン。
  • 30坪の費用相場は80万円~150万円。塗料グレードで価格が変わる。
  • 成功のカギは「下地処理(コーキング)」と「3回塗り」。
  • DIYは危険で失敗リスク大。必ずプロの専門業者に依頼しよう。

まずはご自宅の外壁をセルフチェックし、気になる劣化サインがないか確認してみてください。そして、少しでも不安を感じたら、信頼できる塗装業者に相談し、無料診断してもらうことから始めましょう。

クイック屋根工事

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「雨漏りが気になっていましたが、しっかりと原因を特定し、丁寧に施工していただきました」(40代・女性)

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