「うちの屋根、傾斜が急で雪が一気に滑り落ちてきて怖い…」
「普通の雪止めを付けているけど、あまり効果がない気がする」
「急勾配の屋根だと、雪止め工事の費用は高くなるの?」
デザイン性が高く、屋根裏空間を有効活用できるなどのメリットから人気の「急勾配屋根」。しかし、雪国においては、その急な傾斜が「一気落雪」という大きなリスクを生み出します。
屋根に積もった雪が、まとまって勢いよく滑り落ちるため、人や車、カーポート、そしてお隣の敷地にまで甚大な被害を及ぼす危険性があるのです。
この記事では、そんな危険な急勾配屋根の雪対策の要である「雪止め」に徹底的にフォーカスし、
- なぜ急勾配屋根に特別な雪止めが必要なのか?
- 効果的な雪止めの種類と正しい設置方法
- 工事にかかるリアルな費用相場
- 後付けする際の注意点
などを、初心者の方にも分かりやすく解説します。正しい知識で、冬の落雪事故のリスクから家族と財産を守りましょう。
なぜ普通の雪止めではダメ?急勾配屋根の落雪リスク
一般的な並勾配(3~5寸)の屋根では、屋根材の間に差し込む「雪止め金具」を千鳥状に設置するだけで、ある程度の落雪防止効果が期待できます。
しかし、6寸勾配(約31度)を超えるような急勾配屋根では、雪が滑り落ちるスピードと勢いが格段に増すため、点在する小さな雪止め金具だけでは雪の塊を受け止めきれず、金具ごと雪がなだれ落ちてしまうのです。
そのため、急勾配屋根には、より強力で、雪の荷重を屋根全体に分散させるような特別な雪止め対策が不可欠となります。
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急勾配屋根に効果的な雪止めの種類と設置方法
急勾配屋根の雪対策では、単一の雪止めに頼るのではなく、複数の種類を組み合わせて「面」で雪を受け止めるのが基本です。
① 雪止めアングル(アングル雪止め)
- 特徴:L字型の長い鋼材(アングル)を、屋根の軒先と平行に横一線に取り付けるタイプ。
- メリット:線で雪を受け止めるため、非常に高い雪止め効果を発揮します。急勾配屋根の基本的な対策として最も推奨されます。
- 設置方法:専用の支持金具を屋根に固定し、その上にアングル材を設置します。
② 雪止め金具の「増設」
- 特徴:通常の雪止め金具を、標準的な設置数よりも大幅に数を増やして設置します。
- メリット:アングルと組み合わせることで、雪の荷重を屋根全体に分散させ、アングルへの負荷を軽減します。
- 設置方法:軒先のアングルだけでなく、屋根の中腹から上部にかけても、複数段にわたって密に配置します。特に、雪が集まりやすい谷部周辺は多めに設置するのがポイントです。
③ 雪止めネット(落雪防止ネット)
- 特徴:軒先に金網状のフェンスを設置する方法。
- メリット:アングルよりも高さがあるため、雪をより強力に堰き止めます。太陽光パネルが設置してある屋根の雪止めとしても非常に効果的です。
- デメリット:ネットに落ち葉などが詰まりやすいため、定期的な清掃が必要です。
【急勾配屋根の理想的な設置パターン】
「軒先に雪止めアングル or ネット」+「屋根全体に雪止め金具を増設」
この組み合わせにより、雪の荷重を効果的に分散させ、安全に雪を屋根に留めることが可能になります。
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急勾配屋根の雪止め工事、費用はいくらかかる?
急勾配屋根の雪止め工事は、並勾配の屋根に比べて費用が割高になります。その理由は、作業の危険度が増し、安全対策として「屋根足場」の設置が別途必要になるケースが多いためです。
【工事費用の目安】
| 工事内容 | 費用相場 | 備考 |
| 雪止めアングル設置 | 9,000円~/m | 材料費+施工費 |
| 雪止め金具(後付け) | 1,100円~/個 | 材料費+施工費 |
| 屋根足場設置 | +5万~15万円 | 急勾配屋根の安全対策費として追加 |
| (参考)30坪住宅での総額 | 30万~60万円以上 | 屋根の大きさや設置する雪止めの数による |
例えば、屋根面積が広く、アングルに加えて金具を100個以上設置するような場合は、総額が50万円を超えることも珍しくありません。
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雪止めを後付けする際の注意点と最適なタイミング
- 屋根材との相性を確認する
雪止め金具は、スレート用、金属屋根用、瓦用など、屋根材ごとに専用のものが存在します。適合しない金具を取り付けると、屋根材の破損や雨漏りの原因になります。 - 屋根リフォームと同時に行うのが最もお得
雪止め工事には、多くの場合で足場が必要になります。屋根塗装やカバー工法、葺き替えといった他の屋根リフォームと同時に行えば、足場代(15万~30万円)を一度で済ませることができるため、トータルコストを大幅に節約できます。 - 火災保険が使える可能性も
「昨冬の大雪で雪止めが曲がってしまった」「雪の重みで雨樋が破損した」といった場合、火災保険の「雪災補償」を使って修理できる可能性があります。諦めずに、保険申請に詳しい専門業者に相談してみましょう。
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まとめ
急勾配屋根からの落雪は、予測が難しく非常に危険です。ご家族と近隣の安全を守るためにも、適切な雪止め対策は欠かせません。
- なぜ危険?:雪が滑り落ちるスピードと勢いが格段に違うため、通常の雪止めでは効果がない。
- 最適な対策:「雪止めアングル」を基本に、「雪止め金具の増設」を組み合わせて面で雪を支える。
- 費用相場:作業の危険性が増すため、通常の屋根より割高に。30坪住宅で30万円以上が目安。
- 成功の鍵:急勾配屋根の施工実績が豊富で、地域の積雪量を熟知した専門業者に依頼すること。
「うちは急勾配だけど、雪止めはこれで十分だろうか?」と少しでも不安に感じたら、雪が降る前に、信頼できる屋根の専門業者に点検を依頼し、最適な対策を提案してもらうことを強くお勧めします。
クイック屋根工事
私たちクイック屋根工事は、日本全国で建物の屋根を中心に、あらゆるリフォーム工事を手がけています。
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屋根葺き替えや屋根カバー工事、屋根塗装、防水工事から、雨樋の修理、内装工事まで幅広い工事に対応。独自の全国派遣ネットワークにより、迅速な対応が可能です。各地で培った経験をもとに、地域の気候や建築様式に適した最適な修理方法をご提案いたします。
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「雨漏りが気になっていましたが、しっかりと原因を特定し、丁寧に施工していただきました」(40代・女性)
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