HOME » 外装関連工事・リフォーム » 屋根塗装・外壁塗装 » 【最新版】外壁工事4種類を徹底比較!費用はいくら?塗装・カバー工法・張替えの違いを解説
外壁張り替え

「家の外壁、ずいぶん古びてきたな…」
「外壁工事って言うけど、塗装以外にどんな方法があるの?」
「結局、うちの壁にはどの工事が必要で、費用はいくらかかるんだろう?」

お住まいの「顔」であると同時に、雨風や紫外線から家全体を守る鎧でもある外壁。築10年も経つと、色褪せやひび割れなどの劣化サインが現れ始め、メンテナンスの必要性を感じている方も多いのではないでしょうか。

しかし、いざ「外壁工事」を検討しようにも、その種類は様々で、費用も数十万から数百万円と大きな幅があり、何から手をつけていいか分からないのが実情です。

この記事では、そんな外壁工事の全体像を掴んでいただくため、

  • 主要な外壁工事4種類の特徴とメリット・デメリット
  • 工事別のリアルな費用相場と工期の目安
  • あなたの家に最適な工事を見極めるタイミング
  • 失敗しない業者選びのポイント

などを、初心者の方にも分かりやすく徹底解説します。この記事を読めば、ご自宅の状態に合った最適な工事がわかり、安心してリフォーム計画を進められるようになります。

なぜ外壁工事は必要なの?放置するリスクとは

外壁塗装

外壁工事は、単に見た目をきれいにするだけではありません。最大の目的は、建物の防水性能を回復させ、構造躯体を保護することです。

色褪せやひび割れといった劣化を放置すると、その隙間から雨水が壁の内部に侵入。断熱材を湿らせ、柱や土台といった重要な構造材を腐食させてしまいます。気づいた時には大規模な修繕が必要になり、結果的に多額の費用がかかるだけでなく、建物の寿命そのものを縮めてしまうのです。

より詳しく知りたい方は
下記よりお問い合わせください。

フリーダイヤル 0120-905-454 (平日・土曜 9:00~18:00)

外壁工事は主に4種類!あなたの家に最適な工事はどれ?

外壁工事は、外壁の劣化状況に応じて、大きく4つの種類に分けられます。まずは、それぞれの工事がどのようなものか、全体像を比較してみましょう。

【外壁工事4種類 比較一覧表】

①塗装②部分補修③重ね張り(カバー工法)④張り替え
工事内容塗料を塗り直す劣化した箇所だけ直す新しい外壁を上から被せる外壁を全て新しく交換する
費用相場
(30坪住宅)
80万~140万円20万~40万円130万~230万円150万~250万円
工期目安12~15日2~4日10~14日12~17日
推奨される
タイミング
築8~15年
(軽微な劣化)
築10年未満
(局所的な劣化)
築20~30年
(外壁材の劣化)
築30年以上
(下地からの劣化・雨漏り)

【種類別】詳しい工事内容と費用相場を徹底解説

それでは、4種類の工事について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

① 塗装工事【費用相場:80万~140万円】

外壁塗装

最も一般的で、予防的なメンテナンスとして行われる工事です。

  • 工事内容:高圧洗浄で汚れを落とし、下地を整えた後、新しい塗料を3回(下塗り・中塗り・上塗り)塗ります。
  • こんな場合に最適
    • 外壁を手で触ると白い粉が付く「チョーキング現象」が起きている。
    • 全体的に色褪せが目立つ。
    • 幅0.3mm以下の細いひび割れ(ヘアークラック)がある。
  • ポイント:選ぶ塗料のグレードによって、耐用年数と価格が大きく変わります。近年は、コストと耐久性のバランスが良いラジカル塗料シリコン塗料が人気です。

② 部分補修工事【費用相場:20万~40万円】

外壁全体ではなく、劣化した部分だけをピンポイントで修理する工事です。

  • 工事内容:サイディングの継ぎ目にあるシーリング(コーキング)の打ち替えや、モルタル壁の比較的大きなひび割れ(構造クラック)の補修など。
  • こんな場合に最適
    • 築10年未満で、全体的な塗装はまだ早いと感じる。
    • シーリング材だけが痩せてひび割れている。
  • 注意点:あくまで対症療法です。ひび割れが多数ある場合など、全体的な劣化が進んでいる場合は、塗装など他の工事と組み合わせるのが一般的です。

③ 重ね張り(カバー工法)【費用相場:130万~230万円】

外壁 ガルバリウム

既存の外壁を撤去せず、その上から新しい外壁材(主に軽量な金属サイディング)を重ねて張る工法です。

  • 工事内容:既存の外壁の上に防水シートと下地胴縁を取り付け、新しい外壁材を施工します。
  • こんな場合に最適
    • 塗装では補修しきれないほど外壁材の劣化(反りや割れ)が進んでいる。
    • 外観のイメージをガラッと変えたい
    • 断熱性や遮音性を向上させたい(外壁が二重になるため)。
  • メリット:既存外壁の解体・処分費用がかからないため、張り替えよりも安価で工期も短いのが最大の魅力です。
  • 注意点:既存の外壁に雨漏りがあったり、下地が腐食していたりする場合には施工できません。

④ 張り替え工事【費用相場:150万~250万円】

外壁 張替え

最も大規模で、根本的な解決策となる工事です。

  • 工事内容:既存の外壁材をすべて剥がして撤去し、内部の防水シートや下地の状態を確認・補修した上で、新しい外壁材を施工します。
  • こんな場合に最適
    • すでに雨漏りが発生している。
    • 外壁材の劣化が激しく、内部の下地まで腐食している可能性がある。
    • 重いモルタル壁から軽いサイディング壁に変えるなど、耐震性を高めたい
  • メリット:外壁だけでなく、壁の内部までメンテナンスできるため、建物の寿命を大きく延ばすことができます。
  • デメリット:解体・処分費用がかかるため、最も費用が高額になります。

失敗しない!外壁工事業者の選び方 3つのポイント

外壁工事の品質は、業者選びで決まると言っても過言ではありません。後悔しないために、以下のポイントを押さえましょう。

  1. 必ず複数の業者から見積もりを取る(相見積もり)
    これが最も重要です。最低でも3社から見積もりを取り、合計金額だけでなく、工事内容の内訳や使用する材料、保証内容までをしっかり比較しましょう。これにより、ご自宅の工事の適正価格が分かり、誠実な業者を見極めることができます。
  2. 実績と専門性を確認する
    塗装が得意な会社、サイディング工事が得意な会社など、業者にはそれぞれ専門分野があります。検討している工事方法の実績が豊富かどうか、ホームページの施工事例などで確認しましょう。「塗装技能士」などの国家資格を持つ職人が在籍しているかも、信頼できる指標の一つです。
  3. 突然の訪問業者とは即契約しない
    「お宅の壁、危険ですよ」などと不安を煽り、大幅な値引きをちらつかせて契約を急がせる訪問販売業者には特に注意が必要です。その場で契約せず、「家族と相談します」「他社の意見も聞きたい」と伝え、冷静に判断する時間を作りましょう。

まとめ

外壁工事は、お住まいの状態や目的に応じて様々な選択肢があります。

  • 軽微な劣化(築8~15年)なら「塗装」や「部分補修」で予防的なメンテナンスを。
  • 外壁材自体の劣化(築20~30年)が目立ってきたら、費用と機能性のバランスが良い「重ね張り(カバー工法)」を検討。
  • 雨漏りや下地の腐食(築30年以上)が疑われる場合は、根本解決できる「張り替え」が必要。

どの工事が最適か、自己判断は難しいものです。まずは信頼できる専門業者に点検を依頼し、プロの目で現状を正確に診断してもらうことから始めましょう。適切な時期に適切な工事を行うことが、結果的に費用を抑え、大切なお住まいに長く安心して住み続けるための最良の方法です。

クイック屋根工事

私たちクイック屋根工事は、日本全国で建物の屋根を中心に、あらゆるリフォーム工事を手がけています。

【累計6,000件以上の施工実績】

屋根葺き替えや屋根カバー工事、屋根塗装、防水工事から、雨樋の修理、内装工事まで幅広い工事に対応。独自の全国派遣ネットワークにより、迅速な対応が可能です。各地で培った経験をもとに、地域の気候や建築様式に適した最適な修理方法をご提案いたします。

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【お客様の声】

「兵庫県姫路市で屋根修理をお願いしましたが、親切な対応と確かな技術で大満足です!」(50代・女性)
「雨漏りが気になっていましたが、しっかりと原因を特定し、丁寧に施工していただきました」(40代・女性)

屋根やお家のリフォームのことなら、お気軽にご相談ください。

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