「点検商法」にだまされない!屋根診断業者選び3つの重要ポイント

屋根業者

 訪問業者の中には、屋根の診断や点検を無料で行い、高額な値段の料金を受け取った後、連絡が取れなくなる被害が相次いでいます。国民生活センターからも悪質な業者に騙されないように、よくある「点検商法」の手口が公開されています。そこで、屋根診断業者選びに関する重要なポイントについて解説していきます。

無料・格安をうたい訪問する屋根点検・診断業者

 屋根修理業者や屋根の葺き替え業者は、工事前には必ず屋根の診断や点検を行います。全ての屋根業者が悪いわけではありませんし、親切心で屋根の診断を行う地元の優良業者も存在します。しかし、名前の聞いたことのない訪問業者の中には、無料や格安で屋根の診断を行うところがあります。

 営業専門の会社の場合は、屋根の知識がないこともあります。営業を専門に行う会社かどうかを判断するには、一級建築士事務所の登録や建設業の許可の有無、各種屋根や外壁、住宅に関する資格を持っているのかどうかを確認してください。点検をしてもらった後は、診断書を書面で発行してもらいましょう。後になって他社との比較検討に使えるからです。

その場で契約を迫る悪質診断業者には相見積りで対応

  悪質な訪問診断業者の中には、訪問した当日に屋根の点検を行い、診断結果を出します。数百万円もするような見積書や契約書を発行し、その日に契約させようとします。屋根の診断だけでは、見積書を出すことはなく、その場で契約する必要はありません。

 屋根の点検や診断を時間をかけて行い、見積内容の説明や検討期間を設けてもらったうえで屋根工事の契約を結びましょう。決して焦る必要はありません。じっくり冷静になって検討する期間を設けましょう。複数社に対する相見積りを行い、工事内容や施工面積、単価などに大きな違いがないかをよく調べましょう。

保険金申請による屋根の修理はご自身でできる

 現在、戸建て住宅にお住まいの方は、住宅総合保険や火災保険に加入している方が多く、自然災害などの天災で保険金が支払われることがあります。無料で屋根の修理工事ができる場合もありますが、保険会社の選定した査定人による調査や審査が行われます。必ずしも無料で工事できるわけではありません。

 保険金の申請は、ご自身で行うほうが確実です。保険金がおりる前に屋根工事業者と正式な工事の契約を結ばないようにしてください。必ず保険金がおりてから、工事を実施するように業者には伝えておきましょう。

 

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