屋根の補修工事の流れとは?

屋根補修工事

 

 屋根の補修は、屋根の工事内容ごとに異なる工事が行われ、流れも全く違います。よくある屋根の補修工事に関しての流れや注意点について解説していきます。


屋根補修工事の種類

 屋根工事の中で、葺き替え工事、カバー工法(重ね葺き)工事、屋根塗装工事は、補修とはいえず、リフォーム工事として考えられますので、こちらでの解説は除いています。

 

 こちらでは、漆喰補修工事(瓦屋根)、棟板金交換工事、雨樋交換工事などの、比較的屋根でよく行われる補修工事について解説していきます。雨漏り修理とは異なりますが、雨漏り修理を行ううえで交換修理がよいと判断した場合は、部分補修よりも交換、葺き替え工事が行われます。

 

 例えば、よくある雨漏りトラブルで、防水シートや下地にまで被害が及んでいた場合は、部分補修よりも葺き替えが行われることが多くなります。金属屋根の錆びや穴開きなども、下地にまで被害が及んでいることが多いので、部分補修よりも葺き替え工事が行われています。

 

 補修工事をすべきか、屋根の葺き替えリフォームを行うべきかは、それぞれの予算にもよりますし、屋根修理業者や屋根工事業者などの複数の業者に調査・見積依頼をしてよく検討してください。


漆喰補修工事(瓦屋根)

 漆喰の剥離や瓦のズレなどの症状が見られた場合に行われるのが、漆喰補修工事です。築15年以上補修していない、台風や暴風の多い地域などでよく実施されています。瓦のズレや欠けの発見できたら、瓦の交換が行われます。

 

 漆喰の補修は、補修の必要な箇所を調査により発見し、漆喰を取り替えたり、補充したりする工事です。工事は、2~4日間かかり、価格は、30~80万円です。


棟板金交換工事

 棟板金は、瓦ではなく、スレート屋根の上に見られる金属板です。経年劣化や台風・強風により、釘の緩み、浮きが見られ、雨水の浸入箇所になりますので、点検により補修箇所を発見したら、交換工事が行われます。

 

 下地の木材が腐食していることがあるので、下地も同時に取り替えることがあります。棟板金交換工事では、古い棟板金を取り外した後、新しい棟板金を取り付けます。工事は、2~4日間かかり、価格は、20~80万円です。


雨樋交換工事

 雨樋には寿命がありますが、場所によりゴミ詰まりが多く、傷みが激しい場合は、寿命前に清掃作業や交換工事が行われます。最初に雨樋の破損や劣化症状を発見する調査が行われます。

 

 その後、必要であれば、雨樋の取り替え工事が行われます。雨樋の部分交換や全交換工事が行われます。工事は、1~3日間かかり、価格は、3千~10万円です。足場を設置する雨樋の全交換工事は、足場代が余分にかかりますので、30万円を超える費用が掛かる場合があります。

 

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