HOME » 外装関連工事・リフォーム » 太陽光発電 » 【太陽光発電】屋根に設置するデメリット5選|雨漏り・修理費用など後悔しないための全知識
太陽光 屋根向き

「太陽光発電を屋根に載せたいけど、デメリットはないの?」
「雨漏りしたり、家の耐震性が落ちたりしないか心配…」
「設置後に、思わぬ費用がかかったりしない?」

電気代の節約や環境貢献など、多くのメリットが注目される太陽光発電。しかし、その一方で、大切なマイホームの屋根に設置することへの不安や、導入後に後悔しないかという懸念を抱えている方も多いのではないでしょうか。

実は、太陽光発電を屋根に設置することには、事前に知っておくべきいくつかのデメリットやリスクが存在します。これらを理解せずに導入を進めてしまうと、後々「こんなはずじゃなかった…」と大きな後悔に繋がりかねません。

この記事では、太陽光発電を屋根に設置する際のデメリットに特化して、

  • 多くの人が不安に思う「5つのデメリット」とその真相
  • 【最重要】雨漏りや耐震性低下のリスクは本当にあるのか?
  • 屋根のメンテナンス費用が高くなるって本当?
  • これらのデメリットを回避し、安心して導入するための対策

などを、太陽光発電の導入が初めての方にも分かりやすく、とことん丁寧に解説します。この記事を読めば、太陽光発電のデメリットに対する正しい知識が身につき、メリットと比較した上で、後悔のない賢明な判断ができるようになります。

1. 屋根に設置するデメリット①:雨漏りのリスクが発生する

これが、多くの方が最も心配されるデメリットでしょう。

  • なぜ起こる?
    日本の住宅で最も一般的なスレート屋根などでは、ソーラーパネルを固定するための架台を、屋根に穴を開けて設置します。この穴の防水処理が不十分だったり、経年で劣化したりすると、そこから雨水が浸入し、雨漏りを引き起こす可能性があります。
  • 真相と対策:
    結論から言うと、腕の良い業者がメーカーの規定通りに正しく施工すれば、雨漏りのリスクは限りなくゼロに近いです。雨漏りトラブルのほとんどは、防水処理の手抜きや、屋根材に合わない不適切な施工といった「施工不良」が原因です。

【対策】

 施工実績が豊富で、10年以上の長期的な「雨漏り保証(施工保証)」を付けてくれる、信頼できる業者を選ぶことが最大の対策です。

より詳しく知りたい方は
下記よりお問い合わせください。

フリーダイヤル 0120-905-454 (平日・土曜 9:00~18:00)

2. 屋根に設置するデメリット②:家の耐震性がわずかに低下する

屋根の重さと耐震性
  • なぜ起こる?
    屋根の上にソーラーパネルや架台を設置するため、当然ながら建物の総重量は増加します。一般的な家庭用(4~5kW)で、約300kg~500kg(大人5~8人分)もの重量が屋根にプラスされます。建物の一番高い部分が重くなるため、地震の際の揺れが大きくなる可能性があり、家の耐震性に影響を与えると言われています。
  • 真相と対策:
    1981年6月以降の新耐震基準で建てられた住宅であれば、この程度の重量増加は構造計算上、問題ないとされるケースがほとんどです。しかし、旧耐震基準で建てられた古い住宅や、構造的に不安がある場合は注意が必要です。

【対策】 

設置前に必ず専門家による家屋調査(耐震診断)を受け、屋根の強度や建物の耐震性に問題がないかを確認しましょう。不安な場合は、より軽量なソーラーパネルを選ぶという選択肢もあります。

3. 屋根に設置するデメリット③:屋根のメンテナンス費用が高額になる

ポイント
  • なぜ起こる?
    ソーラーパネルの寿命は約20~30年ですが、屋根の塗装や葺き替えといったメンテナンスは、10年~20年の周期で必要になります。屋根のメンテナンスを行う際には、一度ソーラーパネルをすべて取り外し、工事が終わった後にもう一度設置し直すという工程が必要になります。
    この「パネルの脱着費用」が30万円~50万円以上かかることもあり、通常の屋根メンテナンス費用に高額な追加費用が発生してしまうのです。
  • 真相と対策:
    これは避けることのできない、確実に発生するデメリットです。

【対策】

 将来の無駄な出費を避けるためにも、築10年以上経過している家にソーラーパネルを設置する場合は、必ず先に屋根の塗装や葺き替えを行い、屋根を万全な状態にしてから設置することが鉄則です。新築時に設置するのが、最も効率的と言えます。

4. 屋根に設置するデメリット④:屋根の形状や方角で発電量が変わる

太陽光発電
  • なぜ起こる?
    太陽光発電は、太陽光を効率よく受けることで発電します。そのため、屋根の形状や向き(方角)によって、設置できるパネルの量や発電量が大きく左右されます。
    • 形状: 複数の面に分かれている複雑な形状の屋根(寄棟屋根など)は、パネルを設置できる面積が限られます。
    • 方角: 最も効率が良いのは「南向き」。「北向き」の屋根は日照が極端に少なく、発電効率が悪いため、原則として設置は非推奨です。
  • 真相と対策:
    ご自宅の屋根が太陽光発電に適しているかどうかは、専門家による現地調査と発電量シミュレーションで正確に判断できます。

【対策】 

南向きでなくても、東向きや西向きの屋根でも、南向きの85%程度の発電量は期待できます。屋根の向きだけで諦めず、まずは複数の業者にシミュレーションを依頼し、費用対効果を比較検討しましょう。

5. 屋根に設置するデメリット⑤:デザイン性が損なわれると感じる場合も

ポイント
  • なぜ起こる?
    屋根の上にソーラーパネルが載ることで、家の外観の印象は大きく変わります。特に、デザインにこだわった住宅の場合、「パネルが後付け感があって、見た目が損なわれた」と感じる方もいらっしゃいます。
  • 真相と対策:
    近年は、黒一色でデザイン性の高いソーラーパネルや、屋根材と一体になった「屋根材一体型ソーラーパネル」も登場しています。

【対策】

 契約前に、設置後の外観イメージをCGなどで作成してもらい、納得のいくデザインかどうかを確認しましょう。デザイン性を最優先するなら、初期費用は高くなりますが「屋根材一体型」も選択肢になります。

まとめ:デメリットを正しく理解し、信頼できる業者に相談しよう

太陽光発電を屋根に設置することには、確かにデメリットやリスクが存在します。しかし、そのほとんどは事前の対策信頼できる業者選びによって回避、または軽減することが可能です。

デメリット主な対策
① 雨漏りリスク施工実績が豊富で、長期の施工保証がある業者を選ぶ。
② 耐震性の低下事前に家屋調査(耐震診断)を行う。
③ メンテナンス費用増屋根のメンテナンスと同時に設置する。
④ 発電量の制限複数の業者に発電量シミュレーションを依頼し、比較する。
⑤ デザイン性の変化設置後の外観イメージをCGなどで確認する。

太陽光発電の導入は、メリットだけでなく、これらのデメリットも総合的に考慮した上で、慎重に判断することが後悔しないための最大の秘訣です。
まずは、あなたの家の屋根の状態を正確に診断してもらい、デメリットに対する具体的な対策を、誠実に提案してくれる業者を見つけることから始めましょう。

クイック屋根工事

私たちクイック屋根工事は、日本全国で建物の屋根を中心に、あらゆるリフォーム工事を手がけています。

【累計6,000件以上の施工実績】

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【お客様の声】

「兵庫県姫路市で屋根修理をお願いしましたが、親切な対応と確かな技術で大満足です!」(50代・女性)
「雨漏りが気になっていましたが、しっかりと原因を特定し、丁寧に施工していただきました」(40代・女性)

屋根やお家のリフォームのことなら、お気軽にご相談ください。

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