HOME » 外装関連工事・リフォーム » 屋根塗装・外壁塗装 » 【完全ガイド】屋根塗装の色選び!人気色のメリット・デメリットと失敗しない5つのコツ
屋根塗装 グリーン

「そろそろ屋根の塗り替え時期だけど、何色にすればいいんだろう?」
「今の色も飽きたし、イメージチェンジしたいけど、失敗したらどうしよう…」

屋根塗装は、10年に一度の大きなお買い物。色選びは、お家の印象をガラリと変えるだけでなく、「室内の快適さ」や「メンテナンスの手間」にも大きく影響するため、絶対に失敗したくないですよね。

この記事では、屋根塗装で人気の色それぞれのメリット・デメリットから、汚れが目立ちにくい色、夏を涼しく過ごすための色の選び方まで、プロの視点で徹底解説します。

さらに、実際に色を選ぶ際に役立つ「失敗しないための5つの黄金ルール」もご紹介。
この記事を最後まで読めば、あなたのお家にぴったりの色が必ず見つかり、自信を持って色選びができるようになりますよ!

まずは基本から!屋根塗装の人気カラーとメリット・デメリット

まずは、多くのご家庭で選ばれている定番カラーの特徴を見ていきましょう。それぞれの色のメリットとデメリットを知ることが、後悔しない色選びの第一歩です。

【第1位】グレー系:万能で失敗知らずの優等生

モダンで落ち着いた印象を与えるグレーは、人気No.1のカラーです。どんな色の外壁とも相性が良く、汚れが目立ちにくいのが最大の魅力です。

  • メリット
    • 砂埃や雨だれなどの汚れが目立ちにくい
    • モダンから和風まで、どんなデザインの家にもマッチする
    • 周囲の景観に馴染みやすい
    • 明るいグレーは熱を反射しやすく、遮熱効果も期待できる
  • デメリット
    • 定番色なので、個性が出しにくい
    • 色味によっては無機質で冷たい印象になることも

ワンポイントアドバイス一口にグレーと言っても、明るいライトグレーから濃いダークグレーまで様々です。スタイリッシュに見せたいならダークグレー、明るく優しい印象にしたいならライトグレーがおすすめです。

【第2位】ブラウン・茶色系:温かみと安心感の定番色

ブラウン系は、土や木を連想させるナチュラルな色合いで、温かく優しい雰囲気を演出します。グレー同様、汚れが目立ちにくく、日本の街並みにも自然に溶け込みます。

  • メリット
    • 汚れが目立ちにくく、メンテナンスが楽
    • 温かみがあり、落ち着いた印象を与える
    • 和風・洋風問わず合わせやすい
    • 色褪せしても変化が分かりにくい
  • デメリット
    • ありきたりで、平凡な印象になりがち
    • 濃いブラウンは熱を吸収しやすい

【第3位】ブラック・黒系:重厚感あふれるモダンカラー

キリっと引き締まった印象を与えるブラックは、家全体に高級感と重厚感をもたらします。近年、モダンなデザインの住宅で特に人気が高まっています。

  • メリット
    • 家全体が引き締まり、スタイリッシュでモダンな印象になる
    • 高級感・重厚感を演出できる
    • どんな色の外壁とも合わせやすい
  • デメリット
    • 熱を最も吸収しやすく、室温が上がりやすい
    • 砂埃や鳥のフンなど、白っぽい汚れが非常に目立つ
    • 色褪せや劣化(チョーキング現象※)が目立ちやすい

※チョーキング現象とは?塗料が紫外線や雨風で劣化し、表面が粉状になること。濃い色の屋根だと、この白い粉が目立ちやすくなります。

その他の人気カラー

メリットデメリットこんな家におすすめ
グリーン系おしゃれで個性的、自然と調和する外壁の色との組み合わせが難しい、色褪せしやすい場合がある洋風の家、周囲に緑が多い環境
ネイビー・青系爽やかでスタイリッシュ、個性を出せる色褪せが目立ちやすい、濃い色は熱を吸収しやすい白やベージュなど明るい外壁の家
レッド・赤系洋風でおしゃれ、家のアクセントになる色褪せが最も目立ちやすい、周囲の景観から浮く可能性があるレンガ調の外壁や南欧風の家
ホワイト・白系熱を反射しやすく夏涼しい、清潔感がある汚れ(カビ、苔、雨だれ)が非常に目立ち、こまめな清掃が必要メンテナンスを苦にしない方

より詳しく知りたい方は
下記よりお問い合わせください。

フリーダイヤル 0120-905-454 (平日・土曜 9:00~18:00)

機能性で選ぶ!「汚れ」「暑さ」「色褪せ」で後悔しないための視点

「見た目も大事だけど、やっぱり長くキレイに保ちたいし、快適に過ごしたい!」
そんなあなたのために、機能性から色を選ぶ3つの視点をご紹介します。

視点1:【汚れの目立ちにくさ】で選ぶ

屋根の汚れの正体は、主に砂埃、黄砂、コケ、鳥のフンなど。これらの多くは「薄茶色」や「白っぽい色」をしています。

汚れが目立ちにくい色汚れが目立ちやすい色
グレーブラック
ブラウンホワイト
グリーン(濃いめ)レッド、イエロー(原色系)
アイボリー

結論:メンテナンスの手間を減らしたいなら、グレーやブラウンなどの中間色がベスト!

視点2:【夏の暑さ対策(遮熱性)】で選ぶ

「黒い服は夏に暑い」のと同じ原理で、屋根の色によって熱の吸収率が大きく変わります。特に濃い色の屋根は表面温度が80℃近くになることもあり、室温上昇の原因になります。

熱を反射しやすい(涼しい)色熱を吸収しやすい(暑い)色
ホワイトブラック
ライトグレーダークブラウン
ベージュネイビー(濃いめ)
ライトブルーダークグリーン

結論:夏の室温上昇を抑えたいなら、白に近い明るい色が有利!

必見!「遮熱塗料」という選択肢「黒や濃い茶色が好きだけど、暑くなるのは困る…」という方には「遮熱塗料」がおすすめです。太陽光の熱を効率よく反射する特殊な塗料で、濃い色でも表面温度の上昇を抑えることができます。塗料選びの際に、ぜひ業者に相談してみてください。

視点3:【色褪せのしにくさ】で選ぶ

色褪せの主な原因は紫外線です。色によって紫外線の影響の受けやすさが異なります。

  • 色褪せしやすい色レッド、イエロー、パープルなど、化学的な構造が複雑な鮮やかな色。
  • 色褪せしにくい色ホワイト、ブラック、ブルーなど、シンプルな構造の色。

ただし、ブラックは色褪せ自体はしにくいものの、塗膜が劣化して白っぽくなる(チョーキング)と非常に目立つため、注意が必要です。

結論:長く美観を保ちたいなら、鮮やかな原色系は避け、耐候性の高い塗料(フッ素、無機など)を選ぶのが賢明です。

【実践編】デザイナー直伝!絶対に失敗しない屋根の色選び5つの黄金ルール

色ごとの特徴がわかったところで、いよいよ最終決定です。数多くの色見本を前に迷ってしまわないよう、この5つのルールを思い出してください。

ルール1:外壁やサッシの色とのバランスを考える

屋根は単体で存在するわけではありません。「外壁」「窓サッシ」「雨どい」「玄関ドア」との色の調和が、家全体の印象を決めます。

  • 基本の組み合わせ
    • 同系色でまとめる: 統一感が出て、落ち着いた印象に。(例:ベージュの外壁+ブラウンの屋根)
    • 外壁より濃い色を選ぶ: 全体が引き締まり、安定感のある見た目に。(例:ホワイトの外壁+ブラックの屋根)

外壁の色別・おすすめ屋根カラー

外壁の色おすすめの屋根の色
ホワイト系ブラック、ダークグレー、ネイビー、グリーン
ベージュ・クリーム系ダークブラウン、ダークグレー、グリーン
グレー系ブラック、ダークグレー(外壁より濃い色)
ブラウン系ダークブラウン(外壁より濃い色)、ブラック

ルール2:「面積効果」を理解する

色の見え方は、面積の大きさによって変わります。これを「面積効果」と呼びます。

  • 明るい色 → 小さい面積で見るより、大きい面積だとさらに明るく見える
  • 暗い色 → 小さい面積で見るより、大きい面積だとさらに暗く、重く見える

カタログの小さな色見本だけで決めると、「思ったより明るすぎた!」「なんだかイメージより暗い…」という失敗につながります。
アドバイス: 色見本で「これいいな」と思った色より、ワントーン暗め(または落ち着いた色)を選ぶと、イメージ通りの仕上がりになりやすいです。

ルール3:「ツヤの有無」で印象をコントロールする

塗料には「ツヤあり」「7分ツヤ」「5分ツヤ」「3分ツヤ」「ツヤ消し」といった光沢の度合いがあります。

  • ツヤあり: ピカピカして新築のような輝き。汚れが付きにくいメリットも。
  • ツヤ消し(マット): 光沢がなく、しっとりと落ち着いた高級感のある雰囲気。

特にブラックやダークブラウンなどの濃い色は、ツヤが強いとギラギラした印象になることがあります。重厚感のある落ち着いた雰囲気にしたい場合は、「ツヤ消し」や「3分ツヤ」を選ぶのがおすすめです。

ルール4:周辺の景観との調和を忘れない

お隣の家や街並み全体の雰囲気と、あまりにかけ離れた色を選ぶと、一軒だけ浮いて見えてしまう可能性があります。周囲を散歩して、どんな色の屋根が多いかチェックしてみるのも良いでしょう。
また、地域によっては景観ガイドラインで使える色に制限がある場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

ルール5:最後は必ず「大きな見本」と「太陽光」で確認する

最終決定する前に、必ず守ってほしいのがこのルールです。

  • A4サイズ以上の塗り板で見せてもらう: 小さなカタログチップでは正確な色はわかりません。業者に依頼して、できるだけ大きな塗り板を用意してもらいましょう。
  • 屋外の太陽光の下で確認する: 室内の照明と太陽光では、色の見え方が全く異なります。必ず屋外で、「晴れた日」と「曇りの日」、「朝・昼・夕」と時間帯を変えて色味をチェックしましょう。

一番確実なのは、塗装業者に依頼して、実際にその色で塗装されたお家を見せてもらうことです。これができれば、完成後のイメージが明確になり、失敗の可能性を限りなくゼロにできます。

まとめ

屋根塗装の色選びは、お家の未来を決める大切なイベントです。最後に、この記事のポイントをおさらいしましょう。

  • 人気の色はグレー、ブラウン、ブラック。 それぞれにメリット・デメリットがある。
  • 機能性で選ぶなら…
    • 汚れにくさ重視 → グレー、ブラウン
    • 夏の涼しさ重視 → ホワイト、ライトグレー(または遮熱塗料
    • 色褪せにくさ重視 → 鮮やかな色は避け、高耐久な塗料を選ぶ
  • 失敗しないための5つのルール
    1. 外壁とのバランスを考える
    2. 面積効果を理解する
    3. ツヤの有無で印象を変える
    4. 周辺環境と調和させる
    5. 大きな見本太陽光の下で確認する

たくさんの色があって迷ってしまうと思いますが、デザイン性と機能性の両方からじっくり検討すれば、きっと満足のいく色が見つかります。もしどうしても迷ったときは、経験豊富な塗装業者に相談し、カラーシミュレーションなどを活用しながら、後悔のない色選びをしてくださいね。

あなたの屋根塗装が成功し、お家がより一層素敵になることを心から願っています。

クイック屋根工事

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「兵庫県姫路市で屋根修理をお願いしましたが、親切な対応と確かな技術で大満足です!」(50代・女性)
「雨漏りが気になっていましたが、しっかりと原因を特定し、丁寧に施工していただきました」(40代・女性)

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