雨樋の修理・補修に係る費用や業者選び
雨樋修理費用と業者選び

雨樋が壊れた場合でも、壊れた箇所や破損の程度により、修理の内容や費用も異なります。
雨樋費用が高額になればなるほど、できる限り費用を抑えた雨樋修理工事を行ってください。
軽度の雨樋の破損は、DIYでも修理できます。

 

 

雨樋修理・補修箇所を特定する!

雨樋は建物の中でも最も重要な箇所です。
建物の寿命も雨樋次第です。
破損や劣化箇所を見かけたら、早期に修理・補修を行いましょう。
早めの修理でコストを抑え、他の箇所への波及を防ぎましょう。

雨樋にも壊れやすい箇所があります。
よくある雨樋の破損原因や破損箇所を知っていると、修理の話もスムーズに進みます。

雨樋のゴミ詰まりは、最も多い雨樋の破損原因です。
落ち葉やビニールなどのゴミは、よく雨樋を塞ぎます。
樹木が近くにある場合は定期的な清掃が必要でしょう。

雨樋にも耐用年数があり、25年ほどで劣化し穴が開きます。
こちらは交換修理が必要です。

お住まいの地域により、風や雪による破損も発生しやすくなります。
雨樋の傾斜のズレは水の流れを滞らせます。
支持金具や継ぎ手の補修・修理が必要です。

 

業者が行う雨樋修理や補修

雨樋修理は、一般の方がDIYで修理する場合もありますが、屋根の上の作業は危険を伴います。
水回りの工事は難しく、雨漏りが解消するどころか症状がひどくなる場合があります。
雨樋の破損原因が、傾斜の歪み、経年劣化、風や雪による被害であれば、専門業者に依頼しての根本的な修理を行うほうが、雨漏りの再発防止になり、屋根の上での危険作業も不要です。

雨樋の交換では、集水器や支持金具も全て取り外しますが、たいていは足場を組みます。
外壁を傷めることもあり、作業は丁寧に行われます。

雨樋で支持金具を取り付ける場合は、水糸を張り、目印をつけて勾配をつけて支持金具を取り付けます。
傾斜の角度は、瓦と軒樋の落差を考え、再計算して高さを決めます。

支持金具の穴には、防水コーキング作業も必要です。

その他、雨樋修理に使われる専用の道具や材料もあるため、ご自身で修理を行うよりも、専門業者のほうが安全確実に作業を行うことができます。

雨樋修理で、専門業者に依頼すれば、数十万円の費用がかかりますが、それだけの価値のある作業を実施していると考えてください。

 

業者による雨樋修理費用の目安

雨樋修理は、屋根の上で行う危険性や水回りの補修作業であることから、専門業者による修理がおすすめです。
足場を組んで行うような高所作業は素人では対応できません。
それなりの費用はかかりますが、一回の雨樋修理工事で、その後、何十年間も雨樋や外壁を含めた建物を保護することができ、建物の寿命を延ばし、その後も資産価値を高く維持することができます。

雨樋修理を業者に依頼すると、最低でも15万円~となります。
周辺の環境が特殊な場合や足場を組んで行うと、50万円ぐらいまで上がることがあります。

そのような雨樋修理ですが、修理費用を火災保険でカバーできる場合もあり、いざというときのために火災保険の知識も知っておきべきです。

 

雨樋修理の費用は保険でカバーできるか?

無料で直せるというと、まるでどこかからお金が出てくるようなイメージですが、戸建て住宅であれば、火災保険、住宅総合保険、地震保険などに加入しているはずです。
安くはない保険料をきちんと支払っているのであれば、今一度保険の種類や補償内容を確認してください。

火災保険であれば、自然災害による建物の破損でも保険金が支払われます。
自然災害とは、台風や暴風による風災、豪雪や大雪による雪災などが代表的です。

雨樋の破損原因が、突風や大雪、台風によるものだと認定された場合は、保険会社が雨樋の修理費用を出してくれます。
こうした自然災害による建物の破損は、他の箇所も修理対象となっているはずです。
災害が起こった場合は、雨樋以外にも修理しなければならない箇所がたくさんあるはずです。
全ての修理費用が保険金でカバーできる場合もあります。

保険会社に連絡を入れるか、火災保険に詳しい業者にも相談し、雨樋や屋根の修理業者・リフォーム業者には点検を依頼するといいでしょう。

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