屋根修理を火災保険で無料にする方法

火災保険で屋根修理費用を無料にする方法があります。
本当に無料でできるのか興味のある方が多くなっていますが、詐欺に遭う方も多く、実際に行動に移す方が少ないのも事実です。
そこで、火災保険を活用して無料で屋根修理を行う方法について解説します。

1.今現在加入している火災保険を確認してください

今現在、一戸建てをお持ちの方なら、火災保険や地震保険、住宅総合保険などに加入しているはずです。
しかし、火災保険と屋根の修理がどこでどう結びついているのか全くわかりません。
そこで、火災保険についてよく調べてみることから始めましょう。

ネットにも火災保険を使い、無料で屋根工事ができるという記事がよく出ています。
関連サイトもたくさん登場しています。
しかし、全ての屋根工事に火災保険が適用されるわけではありません。
火災保険の対象になる修理工事を実施すれば、実質無料で屋根修理ができます。

あくまでも、陸屋根以外の傾斜のある屋根で、築年数が10年以上、2階建て以上の建物であれば、適用されることが多く、詳しくは保険会社に確認を取ってみましょう。
仮に補償がないということであれば、火災保険そのものの見直しも必要です。

2.無料で屋根修理ができる理由

火災保険は火災以外にもさまざまな補償があり、いろいろな自然災害に対応しています。
住宅や建物、外構に何か不具合があった場合は、保険が適用されるのかどうか、マメに保険会社に確認してみると、お得に修理ができることがあります。

火災保険では、台風、突風、竜巻、落雷、水害、ひょう、盗難といった被害に対応しています。
あくまでも自然災害による被害を被った場合に限りますが、火災保険を申請し、審査に通過すれば、その保険金で修理ができます。

問題は、老朽化や経年劣化です。
自然災害ではありませんので、補償の対象外になっていることを知っておきましょう。

また、申請した工事費用が全て支払われるわけではなく、減額される場合もあります。
審査は保険会社から選任された鑑定の専門家が行いますので、厳格な審査が行われます。
もちろん、現地の確認も行われますので、不正や嘘の内容の申請は許されません。

3.火災保険が適用できる場合とは?

屋根修理で火災保険が適用できるケースが、大変幅広くなっています。
火災だけではありません。
風災、水災、雪災といった自然災害も補償の対象となっていることに注目しましょう。

屋根は自然から常に影響を受けており、築10年以上の住宅であれば、台風や豪雨、落雷、大雪といった自然現象に必ず遭遇しています。
だからこそ、火災保険が適用できるケースが多いものと考えてください。

具体的な事例を挙げてみると、雨漏り、瓦の浮き、釘の浮き、コロニアルの割れ、漆喰の剥がれ、雨樋の破損といった事例でも、経年劣化として判定されずに、風災、水災、雪災として認定され、火災保険から保険金が支払われています。

いずれも、素人が判断できるものではありません。
住宅の建物に何らかの不具合が出れば、火災保険の補償対象なのかどうか、保険会社の担当者に相談してみましょう。

4.火災保険が適用できない場合とは?

次に火災保険が適用できない事例を考えてみましょう。
火災保険の申請を行い、審査で保険金が支払われないケースも多くなっています。
その理由もいくつか考えられますので、あらかじめ押さえておきましょう。

自然災害ではなく、経年劣化・老朽化による屋根の傷みです。
経年劣化の判断は難しく、専門家の鑑定でしかわかりませんので、何がだめなのかといったことは事前に判断するのが難しくなっています。

次に地震による被害です。
こちらは地震保険の対象になるからです。
ただし、隣家からの火事の飛び火被害は、火災保険の対象になることがあります。

自然災害ではない、人的被害は、火災保険では補償されません。別の保険に加入する必要があります。

5.まとめ

屋根修理を無料にするために火災保険を活用する方法について解説しました。
今加入している火災保険の種類を知り、どのようなケースで保険が支払われるのか、あるいは、支払われないのかをよく確認しておきましょう。
実質無料で屋根修理が実施できている方も増えています。

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