「デザインを優先して雨樋を付けなかったけど、やっぱり必要かも…」
「カーポートや物置を設置したけど、雨だれがひどくて困っている」
「そもそも、雨樋って後からでも付けられるの?」
最近、軒の短いスタイリッシュな住宅が増え、デザイン上の理由から新築時に雨樋を設置しないケースが見られます。しかし、実際に暮らしてみると、雨だれの音や外壁の汚れ、建物の基礎周りの水はねに悩まされ、「やっぱり雨樋を後付けしたい」と考える方は少なくありません。
結論から言うと、雨樋の後付けは十分に可能です。
この記事では、そんな「雨樋の後付け」について、
- なぜ雨樋が必要なのか、後付けするメリット
- 後付け工事の具体的な手順と費用相場
- DIYは可能か? プロに任せるべき理由
- 後付けする雨樋の選び方
などを、初心者の方にも分かりやすく解説します。正しい知識で、お住まいの快適性と耐久性を向上させましょう。
雨樋がないとどうなる?後付けする3つの大きなメリット
そもそも、なぜ雨樋は重要なのでしょうか。雨樋を後付けすることで、以下のような多くのメリットが得られます。
- 建物の寿命を延ばす
雨樋がないと、屋根から落ちた雨水が直接外壁を伝い、地面で跳ね返って建物の基礎を濡らし続けます。これが、外壁の劣化や雨漏り、基礎部分のコンクリートの腐食といった深刻なダメージにつながります。雨樋を後付けして雨水を適切に排水することは、住まいを長持ちさせる上で非常に重要です。 - 騒音と汚れを防ぎ、快適性を向上させる
屋根から直接地面や1階の屋根に雨水が落下すると、「バシャバシャ」という大きな騒音が発生します。また、地面の泥が跳ね返り、せっかくの美しい外壁を汚してしまいます。雨樋はこれらの不快な音や汚れを防ぎ、静かでクリーンな住環境を保ちます。 - ご近所トラブルを回避する
敷地の境界近くに建物がある場合、屋根からの雨水が隣家に跳ね返ったり、敷地内に流れ込んだりして、ご近所トラブルに発展するケースも少なくありません。雨樋を設置し、雨水を適切に処理することは、良好な隣人関係を維持するためのマナーとも言えます。
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雨樋の後付け工事|どんなことをするの?費用はいくら?
雨樋の後付け工事は、専門の業者によって正確な手順で行われます。特に、雨水がスムーズに流れるための「勾配」の計算が最も重要なポイントです。
プロが行う基本的な施工手順
- 勾配の計算とマーキング:まず、雨水をどちらの方向に流すかを決め、集水器の位置を決定します。そこを最も低い点として、適切な勾配(傾斜)がつくように、軒先に水糸を張って金具を取り付ける位置を正確にマーキングします。
- 軒金具の取り付け:水糸に合わせて、軒樋を支えるための金具を45cm~60cm程度の間隔で取り付けていきます。
- 軒樋の設置:軒の長さに合わせて軒樋をカットし、金具にはめ込みます。長さが足りない場合は、「軒継手」という部品で連結します。
- 集水器・竪樋の取り付け:マーキングした位置の軒樋に穴を開け、集水器を取り付けます。その後、外壁に「でんでん」と呼ばれる固定金具を取り付け、竪樋(縦のパイプ)を設置して、雨水を地面の排水口まで導きます。
後付け工事にかかる費用相場
雨樋を新たに全体設置する場合の費用相場は、20万円~60万円程度です。これには、材料費、施工費、そして高所作業に必要な足場の設置費用(15万~25万円)が含まれます。
| 工事内容 | 費用相場の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 雨樋の全体後付け | 20万~60万円 | 足場代込みの総額。家の大きさや雨樋の材質で変動。 |
| 部分的な後付け (カーポートなど) | 3万~10万円 | 足場が不要な場合が多く、比較的安価。 |
家の大きさや構造、使用する雨樋の材質によって費用は大きく変動するため、必ず複数の業者から見積もりを取りましょう。
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DIYでの後付けは可能?プロに任せるべき3つの理由
「カーポートくらいなら自分で付けられるかも?」と思うかもしれませんが、雨樋のDIYでの後付けは推奨されません。特に以下の3つの点で、プロの施工とは大きな差が生まれます。
- 高所作業の危険性
たとえ1階の軒先であっても、脚立や梯子からの転落事故は後を絶ちません。重大な怪我や死亡事故のリスクもあり、非常に危険です。 - 「勾配」の計算と設定が非常に難しい
雨樋が機能するかどうかは、この勾配設定がすべてです。見た目では分からないほどのわずかな傾斜ですが、この計算を間違うと、水が流れずに溜まったり、逆流して溢れたりと、雨樋を設置した意味がなくなってしまいます。 - 施工不良による雨漏りリスク
金具の取り付け方が悪かったり、部品の接続に隙間があったりすると、そこから雨水が漏れ、外壁や軒天を傷める原因になります。
目先の費用を節約しようとした結果、機能しない雨樋を設置してしまったり、最悪の場合、建物を傷めて余計な修理費用がかかってしまっては元も子もありません。安全と確実性を考えれば、必ず専門の業者に依頼しましょう。
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後付けする雨樋の選び方|材質と形状
後付けする雨樋は、家のデザインや予算に合わせて選ぶことができます。
| 材質 | 形状 | |
|---|---|---|
| 主流・安価 | 塩化ビニール(塩ビ) | 半丸型 |
| 高耐久・高価 | ガルバリウム鋼板などの金属製 | 角型 |
| 特徴 | 軽量で安価、DIYでも扱いやすいが、紫外線で劣化しやすい。 | 伝統的な形状で安価。 |
| 耐久性・耐候性が高いが、高価で施工が難しい。 | モダンな住宅に合い、排水量が多い。 |
近年は、耐久性の高いガルバリウム鋼板製や、デザイン性が高く排水能力にも優れた角型の雨樋が人気です。
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まとめ
雨樋の後付けは、見た目の問題だけでなく、大切なお住まいを雨水のダメージから守り、寿命を延ばすための非常に重要なリフォームです。
- 後付けは可能?:はい、専門業者に依頼すれば可能です。
- メリットは?:建物の保護、騒音・汚れの防止、近隣トラブル回避に繋がります。
- 費用相場は?:家全体で足場を組む場合、20万~60万円が目安。
- DIYは?:高所作業の危険と施工不良のリスクが非常に高いため、絶対にプロに任せましょう。
雨だれの音や外壁の汚れが気になり始めたら、それは雨樋が必要なサインかもしれません。まずは信頼できる板金業者やリフォーム会社に相談し、ご自宅に最適なプランと見積もりを提案してもらうことから始めてみてはいかがでしょうか。
クイック屋根工事
私たちクイック屋根工事は、日本全国で建物の屋根を中心に、あらゆるリフォーム工事を手がけています。
【累計6,000件以上の施工実績】
屋根葺き替えや屋根カバー工事、屋根塗装、防水工事から、雨樋の修理、内装工事まで幅広い工事に対応。独自の全国派遣ネットワークにより、迅速な対応が可能です。各地で培った経験をもとに、地域の気候や建築様式に適した最適な修理方法をご提案いたします。
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弊社では、厳しい加盟条件を満たした専門修理業者をご紹介します。すべての業者が「一級建築士」「屋根工事技士」などの資格を持つ専門家による監修のもと、豊富な経験を活かした施工を行います。
【お客様の声】
「兵庫県姫路市で屋根修理をお願いしましたが、親切な対応と確かな技術で大満足です!」(50代・女性)
「雨漏りが気になっていましたが、しっかりと原因を特定し、丁寧に施工していただきました」(40代・女性)
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