屋根の耐震補強について
屋根 耐震

屋根の耐震補強には、屋根材に応じてさまざまな方法があり、ケースバイケースで最も適した工事を行います。
軽量の屋根材を使用するだけでも、耐震性能がアップします。ここでは、屋根の耐震補強について解説します。

 

 
防災瓦を使用する

防災瓦

屋根材を見直して耐震性能を高める方法があります。
例えば、瓦であれば防災瓦に交換することです。
防災瓦は、通常の瓦に比べると軽量です。
そして、高い減震効果があります。
さらに突風や強風対策も施されており、防災瓦が剥がれたり、飛ばされたりする心配はありません。

 
軽量なスレート屋根を活用する

屋根 耐震

スレート屋根は瓦よりも軽量です。
低価格で色も豊富ですが、耐久性が低く、塗装メンテナンスが必要で、設置後の費用や手間がかかるのが難点です。

スレート屋根は、屋根の重さが軽いので、設置するだけでも耐震性能がアップします。
最初から使用することは少なくなってきましたが、葺き替え時に建物の残り耐久年数を考慮して使用されることがあります。

 
既存棟の耐震補強

屋根 耐震
出典:httpsriverstone-roofing.com

既設棟を撤去せずに、そのまま利用する既存棟耐震補強工法があります。
棟耐震補強により、棟の崩壊や瓦の脱落を防ぎます。
廃棄物が出ないので、コストも大幅に削減され、工期も短縮できます。
巨大地震でも耐えうる瓦屋根の工法です。

 
金属系の屋根を使用する

スレートと同様、金属系の屋根は軽量というメリットがあります。
最近多いのがガルバリウム鋼板です。
他にもアルミニウム、ステンレス、カラー鉄板などがあります。
形状もさまざまで瓦の形や長い板状の平葺きなども選ぶことができます。

 
耐震改修工事による補助金を活用

屋根 耐震

自治体により内容は異なりますが、改修工事を行う場合は、工事費の補助が利用できます。
地震で倒壊の恐れのある古い家屋が対象です。
具体的には、昭和56年6月1日以前の住宅です。
これは、旧建築基準法で建てられた建物です。

耐震改修では、基礎の補強や接合部の補強、壁の補強の他、「屋根の軽量化」でも補助金が支給されています。
ところが、コロニアルや瓦棒は対象外で、多くは日本瓦からガルバリウム鋼板などの金属屋根に葺き替えるケースで補助金が支給されています。

屋根の葺き替えによる軽量化は、工事費も高額になりますが、耐震性能がアップしやすく、建物が古くなっており、そろそろ葺き替えを検討している方なら、耐震診断を依頼し、補助金が利用できるかどうかを検討してみるといいでしょう。

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