「軒天」とは、屋根が建物の外側にせり出している部分の裏側(天井)のことです。普段あまり意識しない場所ですが、ここを白から木目調に変えるだけで、玄関ポーチや外観全体に「あたたかみ」と「重厚感」が生まれます。
最近では、耐久性の高いプリント技術の向上により、メンテナンス性を保ちながら本物の木のような質感を楽しめる素材が増えています。
1. 【素材別】軒天を木目にする費用相場
軒天を木目調にする費用は、主に「どの素材を選ぶか」によって大きく変わります。一般的な戸建て住宅(軒天面積15〜25㎡程度)の場合の目安をまとめました。
| 素材の種類 | ㎡あたりの単価(目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| 木目調化粧板(ケイカル板など) | 4,000円 〜 12,000円 | 最も一般的。不燃性が高く、色あせにくい。 |
| 天然木・無垢材(レッドシダー等) | 7,000円 〜 20,000円 | 質感が最上級。経年変化を楽しめるが、メンテが必須。 |
| 金属系軒天+木目ラッピング | 6,000円 〜 14,000円 | 非常に高耐久で不燃。塩害に強く長持ち。 |
| 高耐候木目シート(既存上張り) | 2,000円 〜 8,000円 | 既存の板が健全なら安価。短工期で印象を変えられる。 |
※上記の金額は材料費と施工費の目安です。大規模な張り替えの場合は、別途「足場代(15〜25万円)」や「既存材の撤去処分費」が必要になります。
▼ もっと詳しく知りたい方はこちら
より詳しく知りたい方は
下記よりお問い合わせください。
フリーダイヤル 0120-905-454 (平日・土曜 9:00~18:00)
2. 総額を左右する「付帯費用」の内訳
軒天リフォームの見積もりには、材料代以外に以下の項目が含まれます。
- 仮設足場費用:15万円 〜 25万円
2階以上の作業には必須です。外壁塗装や屋根修理と同時に行うことで、この費用を大幅にカット(共用)できます。 - 下地補修費:3万円 〜 10万円
古い軒天を剥がした際、中の木材(野縁など)が腐っていた場合に発生します。 - 通気・換気部材:1万円 〜 3万円
屋根裏の湿気を逃がすための「有孔ボード(穴あき板)」や「換気見切り」の費用です。
3. 木目調軒天を選ぶ際のメリット・デメリット
見た目の良さだけでなく、将来のメンテナンス性も考慮しましょう。
木目調プリント・化粧板のケース
- メリット: 不燃認定品が多く、防火地域でも安心して使える。手入れが簡単。
- デメリット: 近づいて見ると「プリント感」がある製品もある。
天然木(無垢材)のケース
- メリット: 本物の木だけが持つ圧倒的な高級感と香り。
- デメリット: 費用が高い。3〜7年おきに再塗装をしないと、雨水の跳ね返りで腐食したり黒ずんだりしやすい。
4. 費用が高くなりやすい「要注意ケース」
見積もりが想定より高くなってしまう場合には、以下の要因が考えられます。
- 防火・準防火地域に指定されている
燃えにくい「不燃認定品」の使用が義務付けられるため、材料単価が10〜30%アップします。 - 屋根の形状が複雑
「入隅(いりずみ)」や「出隅(でずみ)」などのコーナー部分が多い、または軒の出が深いデザインは、職人の手間が増えるため工賃が上がります。 - 雨樋(あまどい)との干渉
雨樋の金具を一度外して付け直す必要がある場合、その脱着費用が追加されます。
5. 人気のメーカーとおすすめ素材
信頼性が高く、多くの住宅会社が採用している代表的なメーカーをご紹介します。
- ニチハ(軒天12 木目調)
ティンバーブラウンなど、本物に近い質感が人気。不燃性に優れています。 - KMEW(軒天材ティーブラウン)
外壁材大手。軽量で施工しやすく、カラーバリエーションが豊富です。 - 神島化学工業(ドレッセ)
金具留め工法により、ビスの頭が目立たない美しい仕上がりが特徴です。 - 大建工業(ダイライト軒天井材)
軽くて丈夫な素材。不燃認定を得ており、意匠性と安全性を両立しています。
6. 費用を安く抑えるためのポイント
軒天の木目リフォームを賢く行うための3つの秘訣です。
- 「玄関まわりだけ」を木目にする
家全体を木目調にすると高額になりますが、視界に入りやすい玄関ポーチやバルコニー下だけに限定すれば、数万円〜の追加費用で驚くほど印象が変わります。 - 外壁塗装とセットで依頼する
足場代(約20万円)を一度で済ませるのが最大の節約術です。塗装業者に「軒天だけ木目板を張ってほしい」と相談してみましょう。 - 既存の板に「木目シート」を貼る
板自体が腐っていない場合、上から高耐候の木目フィルムを貼る方法が最も安価です。
7. 見積もり依頼時のチェックリスト
トラブルを防ぐため、以下の点を確認しましょう。
- 不燃認定品か: 地域のルール(防火指定)を守っているか。
- 換気口は確保されているか: 穴あきの有孔板が含まれているか(屋根裏のムレ防止)。
- 既存材の処分費は含まれているか: 張り替えの場合、ゴミの処理代が必要です。
- 保証期間は何年か: 材料だけでなく、剥がれなどの施工保証があるか。
まとめ
軒天を木目調にする費用は、素材の選択や施工範囲によって10万円以下(部分改修)から50万円以上(全面張り替え)まで幅広くなります。
まずはご自宅の地域が防火指定エリアかどうかを確認し、「全面を木目にするのか」「玄関先だけこだわるのか」を決めましょう。カタログや現物サンプルを太陽の下で確認することで、設置後の「色が暗すぎた」といった失敗を防ぐことができます。
理想の「見上げるのが楽しくなる家」を目指して、納得のいくプランを立ててくださいね。
クイック屋根工事
私たちクイック屋根工事は、日本全国で建物の屋根を中心に、あらゆるリフォーム工事を手がけています。
【累計6,000件以上の施工実績】
屋根葺き替えや屋根カバー工事、屋根塗装、防水工事から、雨樋の修理、内装工事まで幅広い工事に対応。独自の全国派遣ネットワークにより、迅速な対応が可能です。各地で培った経験をもとに、地域の気候や建築様式に適した最適な修理方法をご提案いたします。
【専門資格を持つ職人が対応】
弊社では、厳しい加盟条件を満たした専門修理業者をご紹介します。すべての業者が「一級建築士」「屋根工事技士」などの資格を持つ専門家による監修のもと、豊富な経験を活かした施工を行います。
【お客様の声】
「兵庫県姫路市で屋根修理をお願いしましたが、親切な対応と確かな技術で大満足です!」(50代・女性)
「雨漏りが気になっていましたが、しっかりと原因を特定し、丁寧に施工していただきました」(40代・女性)
屋根やお家のリフォームのことなら、お気軽にご相談ください。