トタン屋根の補修方法

トタン屋根修理

 

 日本でも昔は多かったトタン屋根ですが、古くなったトタン屋根に穴が開いたり、錆びが進んで見た目が汚くなっていたりすることがあります。そのまま放置すると、雨漏りにより屋根裏や屋内が傷んだり、木材が腐食したりします。雨漏りや屋根トラブルを発見したら、トタン屋根もすぐに補修工事が必要です。


雨漏りの応急処置(トタン屋根)

 トタン屋根の雨漏りを発見したらすぐに対処しましょう。天井から雨漏りする場合は、バケツを置いて水を受け、ぞうきんなどで水をしっかりと吸い取ります。屋根の上の応急処置は、DIYが不得意であれば、費用をかけてプロに任せた方が安心です。

 

 屋根の上に昇って応急処置をする場合は、防水テープで穴を塞ぎます。雨漏り箇所がわからない場合は、ブルーシートを被せます。DIYの場合は、土嚢を使うよりもテープで固定したほうが比較的安全です。

 

 雨漏り箇所は、コーキング剤を詰めたコーキングガンで充填して、トラブル箇所を塞ぎます。マスキングテープを使って、コーキング剤がはみ出ないように丁寧に作業を行うようにしましょう。


トタンの錆びや穴開きの補修方法

 トタン屋根は、金属屋根です。屋根トラブルの症状として最も多いのが、トタンの錆びや腐食による穴開きです。金属屋根の錆びが進み、錆びによる穴が開くと、トタン屋根の葺き替え工事による屋根の全交換修理になってしまい、修理費用が高額になるので気をつけてください。

 

 トタンの錆びや錆びによる穴開きは、錆び部分をよく磨き、錆びをきれいに取り除きます。その後、錆び止め剤を塗り、専用塗料を使って上塗りを行います。錆びが進んで穴が開いた箇所は、部分交換が可能な箇所はトタンを交換できますし、一部を切り抜いて新しいトタンに交換したり、張り替えたりして修理します。錆びが広範囲に広がり、穴開きの状態がひどい場合は、トタン屋根も葺き替え工事が必要になります。


トタン屋根の色あせ・塗膜の剥がれを補修する

 トタン屋根の表面は塗装されており、塗料の塗膜にも寿命があります。経年劣化により、色あせや紫外線による傷みが進んでいきます。最終的に塗膜も剥がれるようになったら、トタンの金属部分が露出し、雨水を吸収するので、錆びが発生しやすくなってしまいます。

 

 塗膜の剥がれが見られるようなら、トタンの葺き替え工事になってしまいます。そうなる前にトタン屋根の塗装の塗膜表面のくすみ、色あせが見られたら、早めの再塗装工事が必要です。


トタン屋根の葺き替えリフォーム

 トタン屋根の劣化や雨漏り状態がひどい場合は、屋根の葺き替えリフォームが行われます。コストの安いカバー工法のような重ね葺きもありますが、劣化状況がひどく、いろいろな箇所に雨漏りが発生している場合は、下地なども傷んでいますので、古いトタン屋根は撤去したほうが安全です。

 

 内部で錆びが進行しており、屋根としての耐久性も損なわれているからです。できれば、古い屋根材を撤去し、下地材や防水シートなどを新しく交換する屋根の葺き替え工事がおすすめです。傷んでいるところは補修できますが、新しい建材への交換修理も可能です。新しい屋根材には、トタン以外にもスレートや瓦などの耐久性の高い屋根材を選ぶことができます。

 

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