HOME » 外装関連工事・リフォーム » 屋根塗装・外壁塗装 » 【最新版】屋根塗装の助成金(補助金)をもらう方法!知らないと損する条件・探し方・注意点を完全ガイド
屋根工事 見積もり

「屋根の塗装を考えているけど、費用が高くて…」
「助成金がもらえるって本当?どうやったら申請できるの?」

10年~15年に一度の屋根塗装は、お家の寿命を延ばすために欠かせないメンテナンスですが、まとまった費用がかかるのが悩みどころですよね。

もし、その費用の一部を国や自治体がサポートしてくれるとしたら、使わない手はありません。

実は、お住まいの地域や工事内容によっては、返済不要の「助成金(補助金)」を活用して、賢く屋根塗装ができるチャンスがあるんです!

この記事では、「助成金って何?」「どうやって探すの?」「申請は難しい?」といった初心者の方の疑問に、専門家が一つひとつ丁寧にお答えします。

  • 助成金の対象になる工事とならない工事の違い
  • あなたの街の助成金制度を3分で見つける方法
  • 申請から受け取りまでの全ステップと注意点
  • 国の大型補助金は屋根塗装に使えるのか?

この記事を最後まで読めば、助成金制度の全体像がすっきり理解でき、お得に屋根塗装を行うための具体的なアクションプランが立てられるようになります。

1. なぜ屋根塗装で助成金がもらえるの?2つの目的を知ろう

まず、「なぜ自治体は屋根塗装にお金を出してくれるの?」という素朴な疑問からお答えします。これには、主に2つの社会的な目的があります。

【省エネ・環境配慮】のため(ヒートアイランド対策)

これが最も一般的な目的です。夏の厳しい日差しで熱くなった屋根は、室温を上昇させ、エアコンの使用量を増やしてしまいます。そこで、太陽光を効率よく反射する「遮熱塗料」を使った屋根塗装を自治体が推奨し、助成金を出すことで、地域全体の省エネと環境負荷の軽減(ヒートアイランド現象の緩和)を目指しています。

【地域経済の活性化・住宅の長寿命化】のため

地域住民に長く安心して住んでもらうため、また地元のリフォーム業者に仕事を発注してもらうことを目的に、助成金を出す自治体もあります。この場合、遮熱塗料などの指定がなく、一般的な塗り替え工事も対象になることがあります。

ポイント

助成金の対象になりやすいのは、「遮熱塗料」を使った省エネ目的の塗装工事であると覚えておきましょう。

「助成金」と「補助金」って何が違うの?厳密には違いがありますが、一般的にはほぼ同じ意味で使われています。どちらも「国や自治体から支給される返済不要のお金」と考えてOKです。この記事でも同様に扱います。

より詳しく知りたい方は
下記よりお問い合わせください。

フリーダイヤル 0120-905-454 (平日・土曜 9:00~18:00)

2. あなたの街は対象?助成金制度を3分で見つける4つの方法

「うちの市でもやっているのかな?」と思ったら、さっそく調べてみましょう。調べる方法は主に4つあります。

方法1:自治体のホームページで検索【確実度:◎】

スマホを使う女性

一番確実な方法です。Googleなどで「〇〇市 屋根塗装 助成金」や「〇〇区 リフォーム 補助金」といったキーワードで検索してみましょう。多くの場合、「住まい」「環境」「都市計画」といったカテゴリーに情報が掲載されています。

方法2:役所の担当窓口に電話で問い合わせる【確実度:◎】

スマホで話す

ホームページで見つからない場合や、内容がよく分からない場合は、直接電話で聞くのが早くて確実です。「住宅リフォームの助成金について知りたいのですが」と伝えれば、担当部署につないでもらえます。

方法3:支援制度の検索サイトを利用する【手軽度:〇】

屋根工事 見積もり

一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会が運営する検索サイトでは、全国の自治体の支援制度をまとめて検索できます。
▶ 地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト

ただし、情報の更新が遅れている場合もあるため、最終的には自治体の公式サイトで確認することをおすすめします。

方法4:地元の塗装業者に相談する【手軽度:〇】

屋根 業者

地元の塗装業者、特に地域密着で長く営業している業者は、その地域の助成金制度に詳しいことが多いです。見積もりを依頼する際に、「助成金を使いたいのですが、何か情報はありますか?」と聞いてみるのも良い方法です。

3. 【国の補助金は使える?】2025年の主要制度をチェック

補助金 申請

市区町村だけでなく、国が実施している大規模な補助金制度もあります。屋根塗装に関連する代表的な2つの制度を見ていきましょう。

制度の名称対象となる工事のポイント屋根塗装が対象になるケース
長期優良住宅化リフォーム推進事業住宅の性能を総合的に向上させるリフォーム(耐震、省エネ、劣化対策など)遮熱・断熱塗料を使い、他の省エネ工事(断熱改修など)と併せて行うことで「省エネルギー性の向上」に貢献する場合。
既存住宅の断熱リフォーム支援事業高性能な建材を用いた断熱改修(窓、壁、天井など)断熱・遮熱塗料が「高性能建材」として認められ、断熱改修の一環として行われる場合。

【重要】国の補助金は「塗装だけ」では使えない!

国の補助金は、あくまで住宅全体の性能を上げるための「断熱改修」や「耐震改修」がメインです。そのため、屋根塗装「単体」の工事では対象外となるのが基本です。

窓の交換や壁の断熱工事など、他のリフォームも一緒に計画している場合は、国の大型補助金が使える可能性がありますので、リフォーム業者に相談してみましょう。

4. これだけは押さえて!助成金を受け取るための共通条件チェックリスト

ランキング

助成金は、誰でも無条件にもらえるわけではありません。多くの自治体で共通して設けられている条件があります。申請する前に、以下の項目をチェックしてみましょう。

【申請者・建物に関する条件】

  1. 申請先の市区町村に住民票があり、実際に住んでいる
  2. 対象の住宅を所有している
  3. 住民税などの税金を滞納していない
  4. 建築基準法などの法令に違反している建物ではない

【工事に関する条件】

  1. 【最重要】工事を始める「前」に申請する
  2. 申請の受付期間内である
  3. 自治体が指定する市内の施工業者に工事を依頼する(※この条件は非常に多いです)
  4. 遮熱塗料など、指定された材料を使用する
  5. 以前に同じ助成金制度を利用したことがない

特に重要なのが「工事開始前に申請すること」と「地元の業者に依頼すること」です。すでに始まっている工事や、市外の業者との契約は、ほとんどの場合対象外となってしまいます。

5. 申請から受け取りまで!助成金手続きの5ステップ完全ガイド

「手続きって難しそう…」と不安に思うかもしれませんが、流れを掴めば大丈夫です。ほとんどの場合、塗装業者がサポートしてくれます。

STEP 1:【工事契約前】自治体へ助成金の申請
まず、自治体の窓口やホームページから申請書類を入手します。塗装業者に作成してもらった「見積書」や、工事前の状態がわかる「現場写真」、使用する塗料の性能がわかる「カタログ」などを添えて提出します。
契約 申請
STEP 2:【審査】自治体から「交付決定通知書」が届く
提出した書類を自治体が審査します。不備がなければ、通常2週間~1ヶ月ほどで「助成金を出しますよ」という「交付決定通知書」が郵送されてきます。この通知が届いてから、正式に塗装業者と契約し、工事を開始します。
郵便物
STEP 3:【工事開始~完了】
工事が始まります。業者には、工事中や工事完了後の写真を撮ってもらうよう、忘れずにお願いしておきましょう。これらは後の報告書で必要になります。
屋根足場
STEP 5:【入金】指定口座へ助成金が振り込まれる
報告書の内容が審査され、問題がなければ「交付確定通知書」が届き、その後1ヶ月程度で指定した銀行口座に助成金が振り込まれます。
屋根工事 見積もり

6. 知らないと失敗する!助成金申請の3つの落とし穴

ポイント

せっかくの助成金制度、準備不足で受け取れなかった…なんてことにならないよう、特に注意したい3つのポイントを押さえておきましょう。

  1. 受付期間と予算には限りがある!早い者勝ちが基本
    助成金制度は、年度ごとに受付期間が決められており、予算の上限に達した時点で締め切られてしまいます。人気の制度は、夏頃には受付終了となることも。屋根塗装を決めたら、できるだけ早く(年度が始まる4月以降)動き出すのが成功のカギです。
  2. 業者の協力が不可欠!制度に詳しい業者を選ぼう
    見積書やカタログの準備、写真撮影、報告書の作成など、助成金の申請には業者の協力が欠かせません。助成金の申請実績が豊富な業者を選ぶと、手続きがスムーズに進み、非常に心強いです。業者の中には、申請代行を無料サービスで行ってくれるところも多くあります。
  3. 助成金は後払い!一時的な立て替えが必要
    助成金は、工事費用を全額支払った後に振り込まれるのが一般的です。そのため、一時的に工事費用の全額を自分で用意する必要があることを覚えておきましょう。

まとめ:賢く助成金を活用して、お得に屋根塗装を!

屋根塗装の助成金は、知っているか知らないかで数十万円の差がつくこともある、非常に価値のある制度です。最後に、この記事の重要なポイントをまとめます。

  • 屋根塗装の助成金は、まずお住まいの市区町村の制度を調べるのが基本。
  • 対象となりやすいのは「遮熱塗料」を使った省エネリフォーム
  • 国の大型補助金は「塗装だけ」では使えないが、他のリフォームと組み合わせれば可能性あり。
  • 申請は「工事を始める前」が絶対条件。「地元の業者」への依頼が条件の場合も多い。
  • 助成金には期間と予算の限りがあるため、早めの情報収集と行動が何より重要。

まずは、この記事で紹介した方法で、あなたの街の助成金制度を調べてみてください。そして、信頼できる塗装業者と相談しながら、お得で満足のいく屋根リフォームを実現させましょう!

クイック屋根工事

私たちクイック屋根工事は、日本全国で建物の屋根を中心に、あらゆるリフォーム工事を手がけています。

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「兵庫県姫路市で屋根修理をお願いしましたが、親切な対応と確かな技術で大満足です!」(50代・女性)
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