HOME » 外装関連工事・リフォーム » 屋根塗装・外壁塗装 » 【モルタル外壁の塗装費用】30坪の相場はいくら?ひび割れ補修費や安く抑えるコツも解説!
外壁塗装 雨漏り

「うちのモルタル外壁、そろそろ塗装が必要かな?費用はどれくらい?」
「ひび割れが目立ってきたけど、補修も合わせると高くなる?」
「見積もりをもらったけど、この金額が適正価格なのか分からない…」

独特の風合いと重厚感が魅力の「モルタル外壁」。しかし、その性質上、「ひび割れ(クラック)」が発生しやすく、定期的な塗装メンテナンスが欠かせません。

いざ塗装を考え始めたものの、一体いくら費用がかかるのか、どんな塗料を選べば良いのか、不安に感じていませんか?

この記事では、モルタル外壁の塗装に特化して、

  • 坪数別のリアルな費用相場と、詳細な見積もり内訳
  • 【最重要】ひび割れ対策に必須の「弾性塗料」とは?
  • 劣化症状別の補修費用(ひび割れ・剥がれなど)
  • 塗装費用を賢く抑えるための3つの裏ワザ

などを、塗装初心者の方にも分かりやすく、とことん丁寧に解説します。この記事を読めば、あなたの家のモルタル外壁塗装にかかる適正な費用が分かり、ひび割れの不安を解消する最適なプランを選べるようになります。

1.【結論】30坪のモルタル外壁、塗装費用の総額相場は80万円~120万円!

瓦工事 見積もり

まず、皆さんが一番知りたい結論から。
一般的な30坪(塗装面積 約130~150㎡)の戸建て住宅の場合、モルタル外壁の塗装にかかる費用総額の目安は80万円~120万円です。

サイディング外壁の塗装費用(70~100万円程度)と比較すると、やや割高になる傾向があります。その理由は、モルタル外壁特有の「ひび割れ補修」などの下地処理に、より手間とコストがかかるためです。

より詳しく知りたい方は
下記よりお問い合わせください。

フリーダイヤル 0120-905-454 (平日・土曜 9:00~18:00)

2.【坪数別】モルタル外壁塗装の費用相場一覧

お家の大きさによって費用は変動します。あなたの家に近い坪数で、より具体的な費用感を掴んでみましょう。

坪数塗装面積の目安費用総額の目安(足場・補修費込み)
20坪90㎡~110㎡60万円 ~ 95万円
30坪130㎡~150㎡80万円 ~ 120万円
40坪170㎡~190㎡100万円 ~ 150万円
50坪210㎡~230㎡120万円 ~ 180万円

※上記はあくまで目安です。ひび割れの数や大きさ、選ぶ塗料のグレードによって費用は大きく変動します。

3. なぜ高い?モルタル外壁塗装の見積もり内訳を徹底解剖!

「80万円~120万円って、何にそんなにお金がかかるの?」
その疑問を解決するため、30坪の住宅をシリコン塗料で塗装した場合の見積もり内訳例を見てみましょう。

【30坪モルタル外壁・塗装の見積もり例】

  • 塗装面積:140㎡
  • 塗料:シリコン系塗料
項目数量単価(円)金額(円)備考
仮設足場(ネット含む)180㎡850153,000安全・品質確保に必須
高圧洗浄140㎡20028,000塗料の密着性を高める
下地補修(ひび割れ処理)一式80,000モルタル塗装の最重要工程
養生一式40,000窓などを塗料から保護
下塗り(微弾性フィラー)140㎡800112,000ひび割れに追従する下地作り
中塗り・上塗り(シリコン)140㎡2,300322,0003回塗りの中心
付帯部塗装(雨樋・軒天など)一式150,000家全体の美観を整える
諸経費(現場管理費など)80,000
小計965,000
消費税(10%)96,500
合計金額1,061,500

この中で、特にモルタル外壁の費用を左右するのが「下地補修費」と「下塗り塗料の種類」です。

4.【最重要】モルタル外壁には「弾性塗料」がおすすめな理由

弾性塗料

モルタル外壁の最大の弱点は、乾燥収縮や建物の揺れによって「ひび割れ(クラック)」が非常に発生しやすいことです。
この弱点をカバーするために開発されたのが、ゴムのように伸び縮みする「弾性塗料」です。

弾性塗料で塗装することで、万が一モルタルに新たなひび割れが発生しても、塗膜が伸びて追従し、表面にひび割れが現れるのを防ぎ、雨水の浸入をブロックします。

特に、下塗り材に「微弾性フィラー」を使用し、上塗りには好きなシリコンやフッ素塗料を選ぶ工法が現在の主流です。この方法なら、ひび割れ対策と、高い耐久性やデザイン性を両立できます。

見積もりを確認する際は、「下塗り」の項目に「微弾性フィラー」などの記載があるかを必ずチェックしましょう。

5. 劣化症状別の補修費用と塗装時期のサイン

外壁塗装

モルタル外壁に見られる劣化症状と、その補修にかかる費用の目安です。これらのサインを見つけたら、塗装の検討を始めましょう。

劣化症状危険度症状と原因補修費用の目安
チョーキング
(触ると白い粉が付く)
★☆☆紫外線で塗膜が劣化し、防水性が失われ始めたサイン。塗り替え検討の初期症状。塗装費用に込み
ヘアークラック
(髪の毛ほどの細いひび)
★★☆塗膜の劣化が原因。緊急性は低いが、数が増えてきたら要注意。1,000~2,000円/m
(塗装と同時に行う)
構造クラック
(幅0.3mm以上の深いひび)
★★★建物の構造的な動きが原因。雨漏りに直結する危険なサイン。早急な補修が必要。Vカット工法など
3,000~8,000円/m
塗膜の剥がれ・膨れ★★★内部に雨水が浸入している可能性大。放置すると下地が腐食する危険も。剥離・補修作業
30,000円~/一式

塗装時期の目安は、新築・前回の塗装から約10年ですが、上記のような劣化症状、特に「チョーキング」や「目立つひび割れ」が見られたら、専門家による診断をおすすめします。

6. モルタル外壁の塗装費用を賢く抑える3つの秘訣

少しでも費用を抑えたい、というのが本音ですよね。品質を落とさずにコストダウンする3つの方法をご紹介します。

  1. 屋根塗装と「同時」に行う
    これが最も効果的な節約術です。外壁塗装にも屋根塗装にも、約15万円~25万円の「足場代」がかかります。同時に工事すれば、この足場代が1回分で済み、まるごと節約できます。
  2. 助成金・補助金を活用する
    お住まいの自治体によっては、住宅リフォームに対して助成金を出している場合があります。「〇〇市 外壁塗装 助成金」で検索し、利用できる制度がないか確認してみましょう。
  3. 複数の業者から「相見積もり」を取る
    塗装工事には定価がありません。必ず地元の信頼できる業者を2~3社選び、同じ条件で見積もりを取りましょう。これにより、適正な価格相場が分かり、不当に高い業者や、手抜きが疑われる安すぎる業者を見抜くことができます。

7. まとめ

独特の風合いを持つモルタル外壁は、適切な時期に、適切な塗料と工法で塗装メンテナンスを行うことで、その美しさと機能性を長く保つことができます。

  • 30坪のモルタル外壁の塗装費用相場は、80万円~120万円。
  • ひび割れ対策として、下塗りに「微弾性フィラー」を使うのがおすすめ。
  • 「チョーキング」や「目立つひび割れ」は、塗り替えのサイン。
  • 費用を抑えるなら「屋根との同時工事」「助成金」「相見積もり」が鉄則。

この記事で紹介した費用相場は、あくまで一般的な目安です。正確な費用を知るためには、信頼できる塗装業者に現地調査を依頼し、あなたの家の状態に合わせた詳細な見積もりを作成してもらうことが不可欠です。
正しい知識を武器に、後悔のない、満足のいく外壁塗装を実現してくださいね。

クイック屋根工事

私たちクイック屋根工事は、日本全国で建物の屋根を中心に、あらゆるリフォーム工事を手がけています。

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【お客様の声】

「兵庫県姫路市で屋根修理をお願いしましたが、親切な対応と確かな技術で大満足です!」(50代・女性)
「雨漏りが気になっていましたが、しっかりと原因を特定し、丁寧に施工していただきました」(40代・女性)

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