HOME » 屋根用語集 » 屋根工事の見積り用語「唐草」「棟」とは?

屋根工事の専門用語に「唐草」(からくさ)「屋根板金唐草」(やねばんきんからくさ)というものがあります。
一般的に屋根を囲む部材のこと、あるいは軒先やケラバなどの外周に設置する部材のことを指します。
また「棟」(むね)についても解説します。

軒先唐草(のきさきからくさ)・ケラバ唐草とは?

見積りに記載されている場合は、軒先唐草、ケラバ唐草などと記載されます。

軒先唐草は、軒先に到達した雨水を、毛細管現象によって軒先から裏側の木部に吸い上げないで確実に雨樋に落とすために取り付ける部品です。

ケラバ唐草は、切妻型の屋根に使用する部材です。
軒先を正面に見て左右の面の屋根の先に取り付ける部材です。

取り付ける目的は軒先唐草と同じで雨水を内側の木部に触れさせないようにするものです。
屋根の部材は雨を防ぐだけでなく、木部を守る機能も持っています。

唐草の費用と見積書

唐草の費用は、どこまでの作業が含まれているかによって、見積書の金額が変動します。
材料と加工費用が別々に記載されている場合や、材料に加工費を含めて記載されている場合もあります。
使用する部材によって材料費が異なるため、一概に相場を提示することは難しいですが、屋根工事業者のホームページを確認すると、1mあたり3,000円前後が多いようです。

唐草の注意点

既製品として販売されている軒先やケラバを使う場合は特に問題はありませんが、金属の板を加工して唐草を作る場合は注意が必要です。

屋根の寿命を決める重要な部分です。
下手に作業を行うと、水が浸入し腐食を早めてしまいます。

一般の方には、下手か上手かの判断はできないと思いますので、経験の豊富な実績のある屋根工事会社に依頼することが重要になります。

棟(むね)

屋根面が交差する部分をさして棟(むね)と呼びます。

屋根の頂上部分の水平になった中心部分を棟(大棟)と呼びます。

寄棟造で両流れが合して屋根の角に向かっているものを隅棟(すみむね)または下り棟(くだりむね)と呼びます。

この部位は、一番風圧がかかる箇所です。
台風のときに棟部分が飛ばされることもあります。
屋根頂上部分は、住宅地では隣家に隠れて見えないケースもあり、飛ばされていることに長い間気づかないということもあります。
棟がないと中にある貫板の木が腐ってしまったり、ルーフィングが露出されて劣化によって破けてしまったりすることがあります。

雨漏りの原因にもつながるため定期的に棟板金の状態を確認することが大切です。
棟板金の修理が必要な状態として多いのが、棟板金を留めている釘が浮いていたり、抜けていたりしていることがあります。
また、錆の発生している場合は、塗装をおこなうと長持ちします。

棟板金の費用と見積書

棟板金の費用は、唐草と同様で、使用する部材によって材料費が異なるため、一概に相場を提示することは難しいですが、屋根工事業者のホームページを確認すると、1㎡あたり3,000円前後が多いようです。

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