HOME » その他の工事 » 雨樋修理、雨樋工事 » 外壁塗装と雨樋交換のセット費用はいくら?足場代を浮かせてお得にリフォームする相場とコツ
雨樋

外壁塗装を検討していると、業者から「一緒に雨樋も交換しませんか?」と提案されることがよくあります。これには明確な理由があります。

最大の理由は「足場代の節約」です。
雨樋の交換には高所作業が伴うため、多くの場合で足場(相場:15〜20万円前後)が必要になります。外壁塗装で既に組んである足場を有効活用することで、将来的に雨樋単体で修理するよりも、トータルコストを大幅に抑えることができるのです。

本記事では、雨樋を「交換」する場合と「塗装」する場合の費用差、そして適切な材質選びについて詳しく解説します。

1. 外壁塗装時の雨樋メンテナンス費用の全体像

外壁塗装

雨樋の状態によって、「全交換」「一部交換」「補修」「塗装」の4つの選択肢があります。一般的な戸建て住宅(30坪程度)を想定した費用感は以下の通りです。

工事内容費用相場(目安)特徴
雨樋全交換20〜70万円既存を全て撤去し新設。20年以上経過している場合に推奨
雨樋一部交換1〜10万円破損した箇所(数メートル)のみを新しい部材に交換
雨樋塗装500〜1,500円/m劣化が軽微な場合、外壁に合わせて色を塗り直し保護する
雨樋補修(部分)1.5〜5万円継ぎ目の接着やコーキングでの隙間埋めなどの応急処置

※足場代が別途かかる場合がありますが、外壁塗装と同時ならこの費用を共通化できます。

より詳しく知りたい方は
下記よりお問い合わせください。

フリーダイヤル 0120-905-454 (平日・土曜 9:00~18:00)

2. 材質・形状による単価の違い

雨樋交換の費用は、選ぶ材質によって大きく変わります。現在の主流はプラスチック(塩ビ)やガルバリウム鋼板です。

材質別の交換単価(1mあたり)

  • 塩化ビニール(塩ビ):3,000〜5,000円
    • 最も安価で普及している。紫外線に弱いが、最近は高耐久な合成樹脂製も増えている。
  • ガルバリウム鋼板:5,000〜7,000円
    • 金属製で錆びに強く、スタイリッシュな見た目。耐久性が高い。
  • ステンレス・銅:7,000〜10,000円以上
    • 非常に高耐久だが高価。和風建築や高級住宅で使用される。

形状による違い

  • 半円型: 昔ながらの丸い形。安価だが、雨量が多いと溢れやすい。
  • 角型: 最近の主流。箱のような形で、半円型よりも多くの水を受け止めることができる。

3. 雨樋交換が必要な「劣化のサイン」

雨樋

外壁塗装の際、交換すべきか塗装で済ませるべきか迷ったら、以下の症状をチェックしてください。

  • ひび割れ・破損: 雪の重みや飛来物による割れがある場合は「交換」が必要です。
  • 歪み・たわみ: 雨樋が曲がってしまい、水が途中で溜まっている場合は、勾配の調整や交換が必要です。
  • 金具のサビ: 雨樋を支える金具が錆びて外れそうな場合、落下の危険があるため早急な対応が必要です。
  • 寿命(20年以上): 見た目が綺麗でも、20年を過ぎるとプラスチックが硬化して割れやすくなっています。塗装よりも交換の方が長期的に見て安上がりになります。

4. 費用を賢く抑える!2つの重要ポイント

外壁塗装と雨樋交換をセットで行う際、さらに費用負担を減らす方法があります。

① 火災保険(風災・雪災特約)の活用

「台風の強風で雨樋が外れた」「雪の重みで歪んでしまった」という場合、加入している火災保険が適用される可能性があります。

  • 対象: 自然災害による破損
  • 注意点: 単なる経年劣化(古くなっただけ)では適用されません。
    申請には被害箇所の写真や見積書が必要です。塗装業者に「保険が使えるか確認してほしい」と事前に相談してみましょう。

② 「一式」見積もりに注意する

見積書に「雨樋工事 一式 〇〇円」としか書かれていない業者は避けましょう。

  • 軒樋(横の部分)は何メートルか?
  • 竪樋(縦の部分)は何メートルか?
  • 部材の材質は何か?
    これらが詳細に記載されている見積もりを出す業者は、適正な数量で計算しており、後からの追加費用のリスクが低いです。

5. 雨樋修理をDIYで行うのは危険?

「ホームセンターで材料を買えば安く直せるのでは?」と考える方もいますが、雨樋のDIYはおすすめできません。

  • 落下の危険: 2階部分の作業はプロでも足場を使います。ハシゴでの作業は非常に不安定です。
  • 勾配(傾斜)の難しさ: 雨樋は水が流れるように絶妙な角度で取り付けられています。水平に付けてしまうと水が溜まって腐食の原因になります。
  • 雨漏りの誘発: 設置を誤ると外壁に水が直接あたり、外壁の劣化や雨漏りを早めることになります。

まとめ:失敗しないリフォームのために

外壁塗装に合わせて雨樋交換を行うことは、住宅の寿命を延ばし、将来のメンテナンスコストを削減する非常に賢い選択です。

  1. 築20年を過ぎていたら、塗装ではなく「全交換」を検討する。
  2. 足場があるうちに、樋の掃除や金具の点検も一緒に行う。
  3. 台風や雪の被害があるなら、火災保険が使えるか業者に相談する。

まずは「外壁診断士」などの専門資格を持つ業者に、外壁と雨樋の両方をセットで点検してもらい、複数のプランを比較することから始めてみましょう。丁寧な診断が、納得のいく費用でのリフォームへの第一歩となります。

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