HOME » 屋根材の種類と特徴 » 板金工事 » 屋根カバー工法は「板金職人」に頼むのが正解!費用相場やアスベスト対策、施工可能な屋根を解説

「屋根のリフォームを考えているけれど、今の屋根を剥がすとアスベストの処分代が高そう…」とお悩みではありませんか?そんな方に今、最も選ばれているのが「屋根板金(金属屋根)によるカバー工法」です。

本記事では、初心者の方にも分かりやすく、屋根板金カバー工法の仕組みや費用、さらに「どの金属素材を選べば一生安心か」というプロの視点まで徹底解説します。

1. 屋根板金カバー工法とは?「魔法の重ね着」リフォーム

屋根工事 屋根修理

屋根板金カバー工法とは、今ある古い屋根(主にスレートやトタン)を剥がさず、その上から新しい金属屋根を「重ねて被せる」リフォーム手法です。

一般的に、金属屋根材として使われるのは「ガルバリウム鋼板」や、その進化系である「SGL(エスジーエル)鋼板」といった非常に軽量で丈夫な板金素材です。

葺き替えとの決定的な違い

  • 葺き替え: 古い屋根を全部剥がして捨てる(処分費が高い)。
  • カバー工法: 今の屋根を残したまま被せる(安くて早い)。

特に、2004年以前に建てられた家のスレート屋根には「アスベスト(石綿)」が含まれていることが多く、剥がすだけで20万〜50万円もの追加処分費用がかかります。カバー工法なら、この費用を丸ごとカットできるのが最大の強みです。

より詳しく知りたい方は
下記よりお問い合わせください。

フリーダイヤル 0120-905-454 (平日・土曜 9:00~18:00)

2. カバー工法で使われる「最新の板金素材」

金属屋根といっても、昔のトタンとは全く別物です。現在は、耐久性と断熱性を備えた以下の素材が主流です。

ガルバリウム鋼板(主流)

アルミニウムと亜鉛の合金メッキで、錆に強く、30年以上の耐用年数が期待できます。

SGL(エスジーエル)鋼板(最新)

ガルバリウムにマグネシウムを加えた次世代素材。錆びに対する強さはガルバリウムの3倍以上と言われ、現在、最も推奨される高品質な板金材です。

断熱材一体型

板金の裏側に厚さ10〜20mm程度の断熱材が貼り付けられているタイプ。金属屋根の弱点だった「雨音」や「夏の暑さ」を劇的に軽減します。

3. 屋根板金カバー工法の費用相場

30坪(屋根面積 約80㎡〜100㎡)の一般的な戸建て住宅を想定した費用目安です。

工事内容費用目安(税込)特徴
標準カバー工法90万 〜 120万円スレートの上に防水シート+板金。最も一般的。
下地補強付きカバー110万 〜 140万円屋根の傷みが進んでいる場合、合板を増し張りして補強。
足場費用20万円前後安全作業と近隣への配慮に必須。

※使用する板金材のグレードや屋根の形状(複雑さ)により変動します。

4. カバー工法を選ぶ5つのメリット

  1. コスト削減: 解体・処分費がかからないため、葺き替えより30万〜50万円ほど安くなる。
  2. 工期が短い: 最短5日程度で完了し、生活への影響が少ない。
  3. 断熱・遮音性アップ: 屋根が二重構造になり、断熱材入り板金を使えば冷暖房効率も向上。
  4. アスベストを封じ込める: 危険なアスベストを飛散させず、将来の解体時まで問題を先送りにできる(封じ込め効果)。
  5. 追加料金が少ない: 剥がしてみるまで分からない「下地の腐食」による追加見積もりのリスクが低い。

5. 知っておくべき3つのデメリット・注意点

ポイント

良いことばかりに見えるカバー工法ですが、以下の点には注意が必要です。

① 「重量」と「耐震性」

今の屋根に新しい板金の重さが加わるため、家全体は重くなります。ただし、最新の屋根板金は瓦の10分の1以下の軽さなので、瓦屋根にカバー工法をすることはまずありません。スレート屋根であれば、許容範囲内であることがほとんどです。

② 雨樋(あまどい)の調整

屋根が二重になることで、厚みが数センチ増えます。その結果、雨水の落ちる位置がズレて「雨樋」を飛び越えてしまう(オーバーフロー)ことがあります。信頼できる業者は、板金の先端を曲げたり、雨樋の位置を調整したりする対策を必ずセットで提案します。

③ 施工できる屋根が限られる

瓦屋根や、すでに一度カバー工法をした屋根、下地の木材がボロボロに腐っている屋根には施工できません。その場合は「葺き替え」一択となります。

6. 失敗しない業者選びのポイント

屋根修理 ポイント

屋根カバー工法を依頼するなら、「板金専門の職人がいる会社」を選ぶのが鉄則です。

屋根リフォームには「塗装屋」「大工」「板金屋」などが関わりますが、金属屋根(ガルバリウム等)の加工や雨漏り対策(雨仕舞い)は、板金職人の専門領域です。

  • 相見積もりは必須: 2〜3社から見積もりを取りましょう。安すぎる業者は「防水シート(ルーフィング)」のグレードを下げている恐れがあります。
  • 「差し込み葺き」に注意: 既存の屋根材の隙間に板金を差し込むだけの簡易的な工法をカバー工法と呼ぶ業者もいます。本来のカバー工法は「全面に新しい防水シートを貼る」のが基本。これがないと、雨漏り対策にはなりません。

まとめ

屋根板金カバー工法は、予算を抑えつつ、大切なわが家を30年以上守る強力なバリアを手に入れるための「最も賢い選択」の一つです。

「うちはカバー工法ができる状態かな?」と気になったら、まずは経験豊富な板金工事店に屋根の診断を依頼してみてください。最新のSGL鋼板や断熱材入り板金を選ぶことで、次の世代まで安心して住み続けられる屋根に生まれ変わります。

クイック屋根工事

私たちクイック屋根工事は、日本全国で建物の屋根を中心に、あらゆるリフォーム工事を手がけています。

【累計6,000件以上の施工実績】

屋根葺き替えや屋根カバー工事、屋根塗装、防水工事から、雨樋の修理、内装工事まで幅広い工事に対応。独自の全国派遣ネットワークにより、迅速な対応が可能です。各地で培った経験をもとに、地域の気候や建築様式に適した最適な修理方法をご提案いたします。

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「雨漏りが気になっていましたが、しっかりと原因を特定し、丁寧に施工していただきました」(40代・女性)

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