HOME » 屋根材の種類と特徴 » ガルバリウム鋼板屋根 » 【徹底比較】屋根材比較|コロニアルグラッサとガルバリウム、費用・寿命・性能で選ぶなら?

「屋根のリフォーム、どの材料がいいか迷う…」
「『コロニアルグラッサ』と『ガルバリウム鋼板』って、よく聞くけど何が違うの?」
「結局、うちの家にはどっちが合っているんだろう?」

屋根のリフォームや新築を考える際、多くの人が候補に挙げる2大人気屋根材、それがケイミュー社の「コロニアルグラッサ」と、金属屋根の代表格「ガルバリウム鋼板」です。

どちらも現代の住宅に適した優れた性能を持っていますが、その特性は大きく異なります。価格、耐久性、デザイン、そして将来のメンテナンスまで、何を重視するかによって最適な選択は変わってきます。

この記事では、そんな「コロニアルグラッサ」と「ガルバリウム鋼板」に徹底的に焦点を当て、5つの重要なポイントから両者を比較・解説します。この記事を読めば、それぞれのメリット・デメリットが明確になり、あなたの家に最適な屋根材がどちらなのか、自信を持って選べるようになります。

まずは基本をおさらい!2つの屋根材の正体とは?

コロニアル屋根 メリット

比較の前に、それぞれの屋根材がどのようなものか、簡単にご紹介します。

  • コロニアルグラッサ
    ケイミュー社が製造するスレート屋根の一種です。セメントを主成分とし、表面に色褪せに強い「グラッサコート」という特殊なコーティングを施しているのが特徴です。価格と性能のバランスが良く、多くの住宅で採用されています。
  • ガルバリウム鋼板
    鉄の板をアルミニウムと亜鉛の合金でメッキした金属屋根です。非常に軽量で錆びにくく、そのシャープな見た目からモダンな住宅で人気が高まっています。

【比較①】費用|初期費用が安いのは?

ガルバリウム鋼板 屋根

まず、多くの方が最も気になるであろう「価格」から比較します。工事にかかる初期費用は、コロニアルグラッサの方が安価な傾向にあります。

屋根材の種類1㎡あたりの費用相場(材料費+工事費)
コロニアルグラッサ4,000円~8,000円
ガルバリウム鋼板6,000円~10,000円

この価格差の理由は、材料費そのものの違いに加え、スレート屋根は施工できる業者が多く、競争が働きやすいことも一因です。初期コストをできるだけ抑えたいという方には、コロニアルグラッサが有力な選択肢となります。

【比較②】寿命と耐久性|長く使えるのはどっち?

次に、屋根材としての強さ、つまり「寿命」を比較します。これはガルバリウム鋼板に軍配が上がります。

屋根材の種類耐用年数(寿命)の目安
コロニアルグラッサ約30年
ガルバリウム鋼板約30年~40年

ガルバリウム鋼板の方が10年ほど長く使える可能性があります。また、劣化の仕方も異なります。

  • コロニアルグラッサの弱点:「ひび割れ
    薄いセメント板であるため、強い衝撃や人の重みでひびが入ったり、割れたりするリスクがあります。
  • ガルバリウム鋼板の弱点:「サビ」と「傷・凹み
    金属であるため、表面に傷がつくとそこからサビが発生する可能性があります。また、薄い鋼板なので物が当たると凹みやすいです。

耐久性や寿命の長さを最優先するなら、ガルバリウム鋼板が有利と言えるでしょう。

【比較③】メンテナンス|手間がかからないのは?

将来のメンテナンスの手間と費用も重要な判断基準です。

屋根材の種類メンテナンスの目安
コロニアルグラッサ約10年ごとの塗装が必要
ガルバリウム鋼板約15年~20年ごとの塗装が推奨

コロニアルグラッサは、表面のグラッサコートの防水性能を維持するために、約10年ごとの塗装メンテナンスが必須です。これを怠ると、素材自体が水を吸って劣化し、寿命を縮めてしまいます。

一方、ガルバリウム鋼板の塗装目安は15年~20年とやや長めです。メンテナンスの頻度を減らしたい場合は、ガルバリウム鋼板の方が手間は少なくなります。

【比較④】デザイン性|バリエーションの豊かさ vs シャープな質感

外観の好みも大切な要素です。

  • コロニアルグラッサ
    カラーバリエーションが非常に豊富なのが最大の魅力です。10色以上のラインナップから、外壁の色に合わせて好みの色を選べます。デザインは平らでシンプルなので、どんなスタイルの家にも馴染みやすいです。
  • ガルバリウム鋼板
    金属ならではのシャープでモダンな質感が特徴です。直線的なラインが、建物をスタイリッシュに見せてくれます。カラーは比較的限られますが、その素材感自体がデザインの主役になります。

【比較⑤】機能性|快適性に影響する断熱・防音性能

  • コロニアルグラッサ
    素材自体に厚みがあるため、ガルバリウム鋼板に比べると断熱性・防音性に優れています
  • ガルバリウム鋼板
    薄い金属板であるため、雨音が響きやすく、夏の熱も伝わりやすいというデメリットがあります。
    【対策可能】この弱点を補うため、現在では裏側に断熱材が一体となった製品が主流です。これを選ぶことで、断熱・遮音性は大幅に改善され、スレート屋根と同等以上の性能を発揮することも可能です。

結論:あなたにおすすめなのはどっち?

これまで比較してきた内容を元に、それぞれどのような方におすすめかをまとめました。

【比較まとめ表】

コロニアルグラッサガルバリウム鋼板
初期費用◎ 安い◯ やや高い
寿命・耐久性◎ 長い
メンテナンス頻度△ 短い(約10年)◯ 長い(約15~20年)
デザイン◎ カラー豊富◯ シャープな質感
断熱・防音性△(対策が必要)

こんなあなたには「コロニアルグラッサ」がおすすめ!

  • とにかく初期費用を抑えたい方
  • 豊富なカラーバリエーションから好みの色を選びたい方
  • 10年ごとの定期的なメンテナンスを計画的に行える方

こんなあなたには「ガルバリウム鋼板」がおすすめ!

  • 長期的な耐久性と寿命を最優先したい方
  • メンテナンスの手間や回数をできるだけ減らしたい方
  • 屋根を軽くして、家の耐震性を高めたい方
  • シャープでモダンな外観が好きな方

まとめ

コロニアルグラッサとガルバリウム鋼板は、どちらも現代の住宅に適した優れた屋根材です。
「初期費用の安さと豊富な色で選ぶならコロニアルグラッサ」「長期的な耐久性とメンテナンス性で選ぶならガルバリウム鋼板」というのが、基本的な選択の考え方となるでしょう。

それぞれのメリット・デメリットを正しく理解し、ご自身の予算やライフプラン、デザインの好みに合わせて選ぶことが、後悔しない屋根リフォームの秘訣です。迷ったときは、両方の屋根材の施工実績が豊富な専門業者に相談し、それぞれの特徴を詳しく聞いてみることをお勧めします。

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