「冬でも洗濯物を干せるように、テラス屋根を付けたいな」
「雪が多い地域だけど、テラス屋根って雪の重みで壊れたりしない?」
「雪に強いテラス屋根って、どうやって選べばいいの?」
リビングの延長として、また便利な物干しスペースとして人気の「テラス屋根」。しかし、雪国にお住まいの方が設置を検討する際、大きな不安となるのが「雪」の問題です。
屋根に積もった雪の重みに耐えられるのか?
2階の屋根からの「落雪」で壊れてしまわないか?
安易に選んでしまうと、「一晩の雪で屋根が歪んでしまった…」「落雪でポリカーボネートが突き破られた…」といった、悲しい事態になりかねません。
この記事では、そんな雪国における「テラス屋根の雪対策」に徹底的にフォーカスし、
- 雪で壊れないための「耐積雪強度」の正しい選び方
- 最も危険な「落雪」への対策
- 雪国におすすめの丈夫なテラス屋根の種類
などを、初心者の方にも分かりやすく解説します。正しい知識で、冬でも安心して使えるテラス屋根を選びましょう。
テラス屋根の雪対策|知っておくべき2つの視点
テラス屋根の雪対策には、2つの異なる視点があります。
- テラス屋根自体が「雪で壊れないようにする」対策
屋根に降り積もる雪の重み(積雪荷重)や、母屋の屋根からの落雪に耐えられる、丈夫なテラス屋根を選ぶことが重要です。 - テラス屋根の下を「雪から守る」ための対策
テラス屋根の下を物干しスペースや通路として活用するため、雪の吹き込みを防ぐ対策です。これは「サイドパネル」や「前面パネル」といったオプションを設置することで対応できます。
この記事では、より重要度の高い「①テラス屋根自体が雪で壊れないようにする対策」について詳しく解説していきます。
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【最重要】「耐積雪強度」の正しい選び方
テラス屋根が雪で壊れるのを防ぐために最も重要なのが、製品カタログに記載されている「耐積雪強度」を確認することです。これは、「何cmまでの積雪に耐えられるか」を示した性能値です。
「耐積雪強度」の種類と目安
一般的なテラス屋根の耐積雪強度は、主に以下の3つのランクに分けられます。
| 強度の種類 | カタログ表記の例 | 耐えられる積雪量の目安 | おすすめの地域 |
|---|---|---|---|
| 一般地域用 | 20cm(600N/㎡) | 降ったばかりのふわふわな新雪が20cmまで | 雪がほとんど降らない、積もらない地域 |
| 積雪地域用 | 50cm(1500N/㎡) | 新雪が50cmまで | ある程度の積雪が見込まれる地域 |
| 豪雪地域用 | 100cm~150cm(3000N/㎡~) | 新雪が100cm~150cmまで | 毎年多くの雪が降る豪雪地帯 |
【注意】基準はあくまで「新雪」
このcm表記は、あくまで降ったばかりの軽い「新雪」を基準にしています。時間が経って水分を含んだ「湿り雪」や、固く締まった「しまり雪」は、同じ高さでも重さが何倍にもなります。カタログの数値を過信せず、こまめな雪下ろしは必ず行うようにしましょう。
お住まいの地域に合わせて選ぶことが鉄則
メーカー(LIXIL、YKK AP、三協アルミなど)は、地域ごとの平均的な積雪量に合わせて、適切な耐積雪強度の製品を推奨しています。ご自身がお住まいの地域がどの区分にあたるのか、業者と相談しながら、必ず地域の基準を満たすか、それ以上の強度を持つ製品を選んでください。
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最大のリスク!2階屋根からの「落雪」対策
テラス屋根が破損する原因として、単純な積雪以上に危険なのが、母屋の2階屋根から滑り落ちてくる「落雪」の直撃です。
勢いよく落ちてくる雪の塊は、通常の積雪とは比較にならないほどの衝撃力があり、たとえ積雪地域用の頑丈なテラス屋根でも、屋根パネルが割れたり、フレームが曲がったりする原因になります。
対策①:落雪の危険がない場所に設置する
最も確実な対策は、落雪の危険性がない場所にテラス屋根を設置することです。
例えば、屋根が三角形の「切妻屋根」の住宅の場合、雪が滑り落ちてこない「妻側(つまがわ)」の壁面に設置すれば、落雪のリスクはほぼありません。
対策②:「折板(せっぱん)屋根」のテラスを選ぶ
どうしても落雪がある場所に設置したい場合は、屋根材の材質そのものを変更する必要があります。
一般的なテラス屋根の屋根パネルは「ポリカーボネート」というプラスチック製ですが、これでは落雪の衝撃に耐えられない可能性があります。
そこでおすすめなのが、カーポートなどにも使われるスチール製の「折板屋根」を採用したテラス屋根です(例:三協アルミ スーパーテラスGTⅡ)。
折板屋根は非常に頑丈で、耐積雪強度が150cmに達するものもあり、落雪の強い衝撃にも耐えることができます。光を取り入れたい場合は、一部をポリカーボネートにすることも可能です。
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雪に強いテラス屋根を選ぶための3つのポイント
- 地域の積雪基準に合った「耐積雪強度」を選ぶ
これが最も基本で重要なポイントです。「デザインが好きだから」という理由だけで一般地域用の製品を選んでしまうと、一冬もたずに破損する可能性があります。 - 母屋の屋根からの「落雪」を考慮する
設置場所に落雪のリスクがないかを確認しましょう。もしリスクがある場合は、頑丈な「折板屋根」タイプを選ぶことを強く推奨します。 - こまめな「雪下ろし」を心がける
どんなに頑丈なテラス屋根でも、許容量を超える雪が積もれば破損します。製品の強度を過信せず、大雪の際や、雪が重くなる前には、必ず雪下ろしを行ってください。
まとめ
雪国で快適かつ安全に使えるテラス屋根を選ぶためには、雪に対する正しい知識と対策が不可欠です。
- 基本は「耐積雪強度」:お住まいの地域の積雪量に合った、50cm以上の製品を選びましょう。
- 最大の敵は「落雪」:落雪の危険がある場所には、頑丈な「折板屋根」タイプが必須。
- 過信は禁物:どんな製品でもこまめな雪下ろしが長持ちの秘訣。
テラス屋根の設置は、決して安い買い物ではありません。デザインや価格だけでなく、冬の厳しい環境を乗り越えられるかどうかという視点を持ち、地域の気候を熟知した専門業者とよく相談しながら、後悔のない製品選びをしてください。
クイック屋根工事
私たちクイック屋根工事は、日本全国で建物の屋根を中心に、あらゆるリフォーム工事を手がけています。
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