HOME » 屋根修理・雨漏り » 屋根修理・屋根工事DIY » 【原因別の費用相場】瓦屋根の雨漏り修理はいくら?瓦屋根の症状別費用相場と信頼できる業者の選び方
屋根修理 費用

「天井にシミが…」「雨の日にポタポタと音がする…」

もし、ご自宅の瓦屋根でこのようなサインに気づいたら、それは屋根からの緊急SOSかもしれません。瓦屋根の雨漏りは、建物の寿命を縮める深刻なトラブルの始まりです。

「修理費用が高そうだから…」と見て見ぬふりをしていると、雨水が家の内部に侵入し、柱や梁を腐らせ、シロアリを呼び寄せ、気づいた時には数百万単位の大規模な工事が必要になるケースも少なくありません。

この記事では、瓦屋根の雨漏り修理にかかるリアルな費用相場を、雨漏りの原因別に徹底解説します。修理期間の目安や、費用を抑えるための火災保険の活用法まで、初心者の方にも分かりやすくご紹介。手遅れになる前に、正しい知識で迅速に対応しましょう。

瓦屋根の雨漏り修理、費用相場は被害の大きさで変わる

瓦屋根の雨漏り修理費用は、被害の程度によって大きく変動します。まずは、ご自宅がどのレベルに当てはまるか、大まかな目安を確認しましょう。

雨漏りの程度被害の状況修理費用の目安(足場代別途)
小規模天井にシミがある、雨の日に音がする程度10万~25万円
中規模天井からポタポタと水滴が落ちてくる15万~50万円
大規模複数箇所から雨漏りしている、常に濡れている40万~240万円以上

費用に大きな幅があるのは、雨漏りの「原因」によって修理方法が全く異なるためです。表面的な瓦のズレを直すだけで済む場合もあれば、屋根をすべて剥がして下地からやり直す大規模な工事が必要な場合もあります。

重要なのは、まず雨漏りの根本原因を正確に特定すること。これが、適正価格で修理を行うための第一歩です。

より詳しく知りたい方は
下記よりお問い合わせください。

フリーダイヤル 0120-905-454 (平日・土曜 9:00~18:00)

【原因別】あなたの家の雨漏りはどれ?修理方法と費用を徹底解説

雨漏り

瓦屋根の雨漏り原因は、主に4つのパターンに分けられます。それぞれの修理方法と費用相場を見ていきましょう。

原因①:瓦自体のトラブル(割れ・ズレ・飛散)

瓦屋根 雨漏り箇所谷

台風や飛来物、経年劣化によって瓦が割れたり、ズレたりしてできた隙間から雨水が侵入するケースです。

  • 主な修理方法:瓦の交換・差し替え、瓦の並べ直し
  • 費用相場5万~30万円
  • 修理期間の目安:半日~4日
  • ポイント:被害が部分的であれば、比較的安価で短期間に修理可能です。しかし、割れた瓦1枚を放置した結果、下の防水シートが劣化し、大規模な工事が必要になることもあるため、早期発見・早期修理が重要です。

原因②:棟(むね)部分の劣化(漆喰・棟瓦)

鬼瓦のずれ

屋根のてっぺんにある「棟」は、雨漏りが非常に発生しやすい場所です。瓦を固定している漆喰が剥がれたり、棟瓦自体が歪んだりすることで、雨水の侵入口となります。

  • 主な修理方法:漆喰の詰め直し、棟瓦の積み直し
  • 費用相場15万~50万円
  • 修理期間の目安:1日~1週間
  • ポイント:「漆喰の剥がれ」は雨漏りの危険信号。崩れた漆喰を放置すると、棟全体の歪みに繋がり、修理費用が高額になります。

原因③:見えない部分の劣化(防水シート・野地板)

雨漏り修理 屋根工事

瓦の下には、雨漏りを防ぐ最終防衛ラインである「防水シート(ルーフィング)」が敷かれています。このシートの寿命は約20~30年。瓦が無事でも、このシートが破れると雨漏りが発生します。

  • 主な修理方法:葺き直し工事、葺き替え工事
  • 費用相場120万~240万円
  • 修理期間の目安:1~2週間
  • ポイント:築20年以上経過した家で雨漏りした場合、この原因が最も疑われます。屋根全体を一度解体する必要があるため、費用は高額になります。

原因④:付帯部分の不具合(谷樋・天窓など)

天窓

屋根の面と面がぶつかる「谷」の部分に設置された谷樋(たにどい)の劣化や、天窓(トップライト)のシーリング材の劣化なども雨漏りの原因となります。

  • 主な修理方法:谷樋の交換、天窓の交換・補修
  • 費用相場10万~70万円
  • 修理期間の目安:1日~4日
  • ポイント:複雑な形状の屋根や、天窓がある家で注意が必要です。

雨漏り修理費用を賢く抑えるには?火災保険は使える?

保険証券

高額になりがちな雨漏り修理。費用を抑えるために知っておきたいポイントをご紹介します。

火災保険が適用されるケース

もし雨漏りの原因が「自然災害(台風、強風、大雪、雹など)」である場合、加入している火災保険が使える可能性があります。

【重要ポイント】

  • 経年劣化による雨漏りは対象外です。
  • 「強風で瓦が飛んだ結果、雨漏りした」というように、自然災害と雨漏りの因果関係を証明する必要があります。
  • 被害発生から3年以内に申請しないと時効になる場合があります。

災害の後は、まず信頼できる業者に点検を依頼し、被害状況の写真や修理見積書を作成してもらった上で、保険会社に相談しましょう。

補助金・助成金の活用

雨漏り修理が屋根全体の葺き替えなど大規模な工事になる場合、自治体の「耐震リフォーム補助金」(屋根の軽量化など)や「省エネリフォーム補助金」の対象になる可能性があります。工事契約前に申請が必要なため、お住まいの自治体の制度を事前に確認してみましょう。

雨漏り修理で絶対にやってはいけない3つのこと

Stop!
  1. 放置する
    最も危険です。雨漏りは自然に直ることはありません。放置すればするほど被害は建物の内部に広がり、修理費用は雪だるま式に増えていきます。
  2. 安易なDIY修理
    高所作業は命の危険が伴います。また、知識なくコーキング材で隙間を埋めると、かえって水の逃げ道を塞ぎ、雨漏りを悪化させる原因になります。応急処置もプロに任せるのが安全・確実です。
  3. 突然の訪問業者との即契約
    「お宅の屋根、大変なことになってますよ」と不安を煽り、高額な契約を迫る悪質な訪問業者には絶対に注意してください。その場で契約せず、必ず家族に相談し、複数の専門業者から見積もりを取りましょう。

まとめ:雨漏りは早期発見・早期対応が費用の鍵!

瓦屋根の雨漏りは、放置すれば百害あって一利なし。天井の小さなシミ一つが、数百万の出費に繋がる可能性があります。

  • 費用は原因次第:雨漏り修理の費用は、原因によって数万円から数百万円まで大きく変わる。
  • 原因究明が最優先:まずは専門家による正確な調査で、雨漏りの根本原因を突き止めることが重要。
  • 放置は厳禁:被害が小さいうちに対応することが、結果的に最も費用を抑えることに繋がる。

雨漏りのサインに気づいたら、決して後回しにせず、すぐに信頼できる瓦屋根の専門業者に相談してください。迅速な対応が、あなたの大切な住まいと資産を守ります。

クイック屋根工事

私たちクイック屋根工事は、日本全国で建物の屋根を中心に、あらゆるリフォーム工事を手がけています。

【累計6,000件以上の施工実績】

屋根葺き替えや屋根カバー工事、屋根塗装、防水工事から、雨樋の修理、内装工事まで幅広い工事に対応。独自の全国派遣ネットワークにより、迅速な対応が可能です。各地で培った経験をもとに、地域の気候や建築様式に適した最適な修理方法をご提案いたします。

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弊社では、厳しい加盟条件を満たした専門修理業者をご紹介します。すべての業者が「一級建築士」「屋根工事技士」などの資格を持つ専門家による監修のもと、豊富な経験を活かした施工を行います。

【お客様の声】

「兵庫県姫路市で屋根修理をお願いしましたが、親切な対応と確かな技術で大満足です!」(50代・女性)
「雨漏りが気になっていましたが、しっかりと原因を特定し、丁寧に施工していただきました」(40代・女性)

屋根やお家のリフォームのことなら、お気軽にご相談ください。

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