「瓦屋根は、重くて地震に弱いのでは?」
「台風で瓦が飛んでしまうのが心配…」
長年、日本の家屋を守り続けてきた瓦屋根ですが、災害への不安からこのようなイメージをお持ちの方も少なくないでしょう。
しかし、そのイメージはもう過去のものかもしれません。現在、瓦業界の技術は大きく進化し、「防災瓦」と呼ばれる災害に強い瓦が主流となっています。
その中でも、国内最大手の粘土瓦メーカー株式会社鶴弥(つるや)が製造する屋根瓦は、高い防災性能と美しさで業界をリードしています。
この記事では、「鶴弥」の屋根瓦がなぜ多くの住宅で選ばれるのか、その強さの秘密から、人気製品「スーパートライ110」シリーズのラインナップ、気になる費用までを徹底的に解説します。
鶴弥ってどんな会社?瓦業界No.1メーカーの信頼性
株式会社鶴弥は、伝統的な「三州瓦」のブランドを継承する、国内シェアNo.1の粘土瓦メーカーです。長い歴史で培われた技術を基盤に、現代の住宅に求められる高い防災性能やデザイン性を追求し続けています。
「瓦屋根は災害に弱い」という従来のイメージを払拭し、震度7クラスの揺れにも耐える「防災瓦」を開発・普及させてきたトップランナーであり、その品質と信頼性は業界内外で高く評価されています。
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なぜ災害に強い?鶴弥の「防災瓦」が持つ4つの圧倒的な強み
鶴弥の屋根瓦が持つ、他の屋根材とは一線を画す強みをご紹介します。
強み①:圧倒的な防災性能(耐震・耐風)
鶴弥の瓦は、科学的データに基づいた独自の工夫で、地震や台風に強い構造を実現しています。
- スーパーロック工法
下の瓦のアームと上の瓦のロック部ががっちりとかみ合う鶴弥独自の工法です。 これに加えて瓦を釘でしっかり固定することで、地震の強い揺れや台風の暴風でも、瓦のズレや浮き上がり、飛散を防ぎます。 - 屋根の軽量化
かつての瓦屋根は、瓦を固定するために大量の土を敷く「土葺き工法」が主流で、非常に重いのが弱点でした。鶴弥の防災瓦は土を使わないため、屋根の重量を最大で約60%も軽量化できます。 これにより建物への負担が大幅に軽減され、耐震性が向上します。 - ガイドライン工法でさらに強固に
屋根の頂点である「棟」を専用の金具で建物本体としっかり固定する「ガイドライン工法」を組み合わせることで、屋根全体が一体化。 独立行政法人都市再生機構が行った実験では、震度7クラスの巨大地震でも瓦のズレや破損、脱落がなかったことが確認されています。
強み②:塗り替え不要!30年後も色褪せない美しさ
鶴弥の瓦は、粘土に釉薬(ゆうやく)をかけて1130℃もの高温で焼き締めた「陶器瓦」です。 表面がガラス質の膜で覆われるため、お茶碗などと同じように色褪せや変色がほとんどありません。
スレート屋根のように10年ごとの塗り替えメンテナンスが不要で、長期間にわたって美しい外観を保ち続けます。
強み③:長期的に見て経済的(高いコストパフォーマンス)
「瓦は初期費用が高い」というイメージは確かにあります。しかし、30年という長いスパンで考えると、その経済性は明らかです。
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【屋根材別・30年間のメンテナンスコスト比較(屋根面積100㎡の場合)】
| 屋根材の種類 | 初期費用(目安) | 30年間のメンテナンス費用(目安) | 30年間の総費用(目安) |
|---|---|---|---|
| 鶴弥の防災瓦 | 高め | ほぼ0円(点検・部分補修のみ) | 初期費用のみ |
| 化粧スレート | 安め | 塗装2回:約80~120万円 | 初期費用 + 約100万円 |
スレート屋根などが定期的な塗装で多額の費用がかかるのに対し、鶴弥の防災瓦は塗り替えが不要なため、維持費を大幅に削減できます。 長く住むほど、そのコストパフォーマンスの高さが際立ちます。
強み④:夏は涼しく冬は暖かい(優れた断熱性と遮熱性)
瓦屋根は、瓦と下地(野地板)の間に自然と「空気層」ができます。この空気層が断熱材の役割を果たし、夏の熱気や冬の冷気が室内に伝わるのを和らげ、一年を通して快適な室内環境を保ちます。
さらに、一部の製品には太陽光の赤外線を効果的に反射する「遮熱機能」を備えたカラー(クールブラックなど)も用意されています。 ある実験では、夏の遮熱瓦の表面温度が、一般的な化粧スレートに比べて13℃も低かったという結果も出ています。
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【デザインで選ぶ】鶴弥の人気製品「スーパートライ110」シリーズ
鶴弥の主力製品である「スーパートライ110」シリーズは、高い防災性能をベースに、様々なデザインの住宅に合う多彩なラインナップを展開しています。
フラットでモダンな印象の「F形瓦」
| 製品名 | 主な特徴 | 対応勾配 |
|---|---|---|
| タイプⅠ | どんな建物にも合うスタンダードタイプ。 | 4寸以上 |
| タイプⅠ Plus | 防水性能を強化。F形瓦で業界初の2.0寸勾配に対応。 | 2寸以上 |
| スマート | 直線的でフラットなデザインが特徴。洗練された印象に。 | 2.5寸以上 |
| タイプⅢ | 縦のラインが強調されたモダンなフォルム。3寸の緩勾配に対応。 | 3寸以上 |
伝統的な曲線美を持つ「J形瓦」
| 製品名 | 主な特徴 | 対応勾配 |
|---|---|---|
| エース(Ace) | 日本の伝統的な波形に防災機能をプラス。 | – |
| スーパーエース J2 | 防水性を高め、2.5寸の緩勾配にも対応したJ形瓦。 | 2.5寸以上 |
気になる費用は?鶴弥の瓦でリフォームする場合の価格感
鶴弥の瓦を使ったリフォーム費用は、屋根の大きさや形状、工事内容によって大きく変動しますが、一般的な粘土瓦の葺き替え工事が目安となります。
【30坪(約100㎡)の住宅で葺き替え工事を行う場合の費用目安】
- 約120万円~250万円(足場代、既存屋根の撤去・処分費などを含む)
初期費用はスレート屋根などに比べて高くなる傾向がありますが、前述の通り、長期的なメンテナンス費用がかからないため、トータルコストでは非常に経済的です。また、鶴弥の瓦は、その高い耐久性から最長で60年という驚異的な製品保証が付いている製品もあり、長期的な安心感も大きな魅力です。
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まとめ
「重くて地震に弱い」という瓦屋根のイメージは、鶴弥の「防災瓦」の登場によって大きく変わりました。
- 圧倒的な防災性能:独自のロック工法と軽量化で、震度7クラスの地震にも耐える強さを実現。
- メンテナンスフリーの美しさ:塗り替え不要で、長期にわたり美しい外観を維持。
- 優れた経済性と快適性:維持費を抑えられ、断熱・遮熱効果で一年中快適。
- 豊富なデザイン:伝統的な和風からモダンな洋風まで、あらゆる住宅にマッチ。
屋根は、365日、過酷な自然環境から家族を守る大切な場所です。目先の費用だけでなく、将来の安心と快適性、そして長期的なコストまで考えて屋根材を選ぶなら、鶴弥の防災瓦は非常に優れた選択肢と言えるでしょう。リフォームを検討する際は、ぜひ一度、その性能と美しさを確かめてみてはいかがでしょうか。
クイック屋根工事
私たちクイック屋根工事は、日本全国で建物の屋根を中心に、あらゆるリフォーム工事を手がけています。
【累計6,000件以上の施工実績】
屋根葺き替えや屋根カバー工事、屋根塗装、防水工事から、雨樋の修理、内装工事まで幅広い工事に対応。独自の全国派遣ネットワークにより、迅速な対応が可能です。各地で培った経験をもとに、地域の気候や建築様式に適した最適な修理方法をご提案いたします。
【専門資格を持つ職人が対応】
弊社では、厳しい加盟条件を満たした専門修理業者をご紹介します。すべての業者が「一級建築士」「屋根工事技士」などの資格を持つ専門家による監修のもと、豊富な経験を活かした施工を行います。
【お客様の声】
「兵庫県姫路市で屋根修理をお願いしましたが、親切な対応と確かな技術で大満足です!」(50代・女性)
「雨漏りが気になっていましたが、しっかりと原因を特定し、丁寧に施工していただきました」(40代・女性)
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