瓦屋根の漆喰の塗り直しは必要か?
瓦屋根 漆喰

瓦屋根には必ず使用されている「漆喰」は、天然素材を使用しており、他の素材にはない様々な優れた効果があります。
その漆喰も経年劣化や自然災害により、補修したり、塗り直しを行ったりする必要があります。

 

 
瓦屋根の漆喰の塗り直しとは?

瓦屋根に使用される漆喰は、塗り壁の材料です。

天然素材であることから、漆喰は生きている材料といえるのかもしれません。
漆喰は、除湿や加湿の機能の他、抗菌作用を持っています。
そして、人体に有害なホルムアルデヒドを吸収分解してくれます。
タバコの匂いもしっかり吸収・消臭してくます。
他にも、時間と共に硬度が増すという特徴を持っています。

瓦屋根の漆喰は、年々硬くなっていきます。
硬くなると柔軟性がなくなるため、次第に漆喰が剥がれ落ちていきます。
地震や風雨などで次第に劣化し、ボロボロになってくると、瓦屋根がズレたり、落下したりする原因にもなります。

こうした、状態になると危険ですので、漆喰の経年劣化が始まったら、漆喰の剥がれの補修や塗り直し、埋め直しを行う必要が生じます。

 
塗り直しが必要な漆喰の状態とは?

瓦屋根の漆喰は、時間の経過と共に硬化し、次第に劣化していきます。
漆喰が劣化すると、剥がれた部分、割れた部分から雨が浸入し雨漏りの原因となります。
割れた漆喰が雨樋に流れ、雨樋を詰まらせて雨樋を破損させたり、水があふれて、雨漏りの原因となることがあります。

瓦屋根の雨漏りのチェックでも、必ず漆喰の状態をチェックします。
漆喰は屋根材の中では、外部から見えにくい部分に使用されているため、素人では目視でチェック・点検ができません。
必ず専門家にご自宅の漆喰の状態を全てチェックしてもらうと安心です。

漆喰の塗り直しは、美観の観点からも重要です。
日本瓦に美しい白の漆喰の組み合わせは、外観も美しくなり、建物も引き締まります。
漆喰の塗り直しは、既存の漆喰をしっかりと剥がしたうえで行います。
時間もかかりますし、出来具合は職人の腕にもよりますので、よい職人のいる業者に漆喰の塗り直しを依頼することが大切です。

 
DIYで行う瓦屋根の漆喰の修理

瓦屋根の漆喰の修理や塗り直しをDIYで行う人もいます。

しかし、漆喰を剥がして、塗るだけの作業で終わるかのように見える漆喰の修理や塗り替えですが、下準備に手間がかかり、なかなか補修作業が進まないこともあります。
補修箇所が限られている場合は、それほど時間をかけずに補修が済みますが、漆喰の塗り替えとなると、足場を組み、専用工具を準備し、漆喰や腰袋、靴の準備など、職人でないと使わないような材料や道具、服装を用意しなければなりません。

屋根の上は、思ったよりも高く、危険な場所です。
瓦を割ってしまったり、漆喰を塗り過ぎたりすると、かえって雨漏りの原因を生み出します。
漆喰作業は長年の経験と専用道具を使った腕が必要です。

信頼できる屋根業者に漆喰の修理・塗り直し工事を依頼すれば、同時に雨樋の清掃や屋根の上の点検も行ってくれます。

 
瓦屋根の漆喰の補修費用や工事の流れ

漆喰の補修費用や塗り直しの費用は、高額です。
足場代が15万円~25万円ほどかかります。
1軒の瓦屋根の漆喰の塗り直しであれば、20万円~40万円の費用がかかります。
合計すると40万円~70万円の費用が目安だと知っておきましょう。

瓦屋根の職人が少なく、人件費が高額になることから、塗り直しの費用も高額になります。

漆喰の塗り直しでは、葺き土が見えるまで、既存の漆喰を剥がします。
その後、葺き土を整えて、湿らします。
湿り気があると漆喰が定着しやすくなります。

漆喰の塗り込みは熟練の腕が必要です。
多めに塗ると、外に飛び出し、漆喰が雨水で崩れる原因になります。
外観も美しい漆喰が塗れる職人はごくわずかです。
無駄のない作業は、熟練した技術を持つ職人によるもので、長期間漆喰の効果が持続します。

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